今日はこんな悩みを解決します。
本記事の内容
- アームカバーとは
- アームカバーのメリット
- アームカバーのデメリット
- アームカバーの種類
- ガラス製のハードマウスパッドだとアームカバーは必須レベル
- アームカバーはプロゲーマー・ストリーマーも愛用している
- eスポーツに特化したアームカバーも増えてきている
- アームカバーはこんな人におすすめ!
- 実際に使ってみたおすすめのアームカバー紹介
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回はFPSにアームカバーがおすすめな理由について解説していきます。
実際に筆者もアームカバーを着用してから明らかにエイムの安定性があがりました。
なぜエイムの安定性があがったのか......
それはアームカバーをつけることによって常に同じコンディションでエイムすることができるようになったからです。
これから深く解説していきますので、最後までじっくりと読んでみてください。
目次
アームカバーとは
アームカバーとは腕に着用するカバーのことで主な使用用途は下記の通りです。
本来はFPSに使用されることを想定されてはいませんが、FPS時にアームカバーを着用することによって様々なメリットがあります。
アームカバーのメリット
アームカバーのメリット
- マウスパッドとの摩擦が一定になり、エイムが安定する
- マウスパッドを清潔に保つことができる
- 手先の冷え軽減
- 肌を傷めない
FPS時にアームカバーを着用するメリットは上記の通りです。
順番に解説していきます。
マウスパッドとの摩擦が一定になり、エイムが安定する
アームカバーを着用した状態だと素肌が直接マウスパッドに接触しないため、汗や湿気などの影響を受けずに摩擦が一定になることでエイムが安定するようになります。
そのため夏場の汗ばんだ腕、湿気が多い時期でもアームカバーを着用すればいつもと変わらないエイムをすることが可能となるでしょう。
マウスパッドを清潔に保つことができる
素肌が直接マウスパッドに接触しないことで汗や皮脂でマウスパッドが汚れることを防ぐことができるため、マウスパッドを清潔に保つことができます。
マウスパッドが汚れるとエイムに支障をきたす可能性がありますが、アームカバーを着用することでマウスパッドが汚れるのを防ぐことができるのでエイムの安定性につながります。
手先の冷え軽減
冬場限定ですが、アームカバーの適度な締め付けによる血行促進や腕全体が温められることで手先の冷えが軽減されます。
FPS時の手先の冷えは、正確なエイムができなくなるほど致命的な問題となりますが、アームカバーを着用することで手先の冷えによるエイムのブレを軽減することにつながります。
肌を傷めない
肌の擦れ、汗や蒸れによる炎症・湿疹等を防ぐことできるため、肌を傷めなくなります。
マウスパッドと素肌が長時間接触していると、肌の擦れ、汗や蒸れによって接触面の環境が悪くなり、肌の炎症や湿疹ができることがあります。
ですが、アームカバーを着用することでそれらを防止し、肌を傷めなくなることでしょう。
アームカバーのデメリット
アームカバーのデメリット
- 熱がこもりやすい
- 定期的な洗濯は必要
FPS時にアームカバーを着用するデメリットは上記の通りです。
こちらも順番に解説していきます。
熱がこもりやすい
腕に着用しているため、特に夏場は熱がこもりやすいです。
ただし、扇風機やエアコンなどで熱を逃がしてあげることで、熱がこもりやすい問題は解消することができます。
定期的な洗濯は必要
アームカバーは衣類のため使い続けていると汗などを吸って汚れてくるため、定期的な洗濯は必要です。
ただし、アームカバーを着用するのはおそらくマウスを握る片腕だけ。
そして販売されているアームカバーは2枚セットが多いので、「片方洗濯している間はもう片方を着用する」という使い方をすれば洗濯の手間もほぼかかることはありません。
アームカバーの種類
アームカバーは大きく分けて上記の2種類があります。
ここから2種類のアームカバーの特徴を順番に解説していきます。
手首までタイプ
手首までタイプのメリット
- マウスをがっちりと固定させることができる
- マウスの持ち方に影響がでない
- 腕から手首にかけて肌が擦れるのを防ぐことができる
手首までタイプのデメリット
- マウスパッドと手のひらが接触している面が汚れやすい
- 手のひらが擦れることを防げない
- 手のひら、手の甲は温まりにくい
手首までタイプのアームカバーのメリット
手首までタイプの場合、どんなマウスの持ち方でも気にせず使えることに加えて、手のひらがマウスにあたる部分に干渉しないためマウスをがっちりと固定させることができるのでエイムの安定性につながります。
また、腕から手首にかけてマウスパッドと肌が直接触れることがなくなるため肌が擦れてしまうこともありません。
手首までタイプのアームカバーのデメリット
手のひらをマウスパッドにつける持ち方の場合、直接素肌が接触する部分はマウスパッドが汚れやすくなります。
マウスパッドに汚れが溜まるとマウスの滑りが悪くなり、必然的にエイムの精度も悪くなることにつながるでしょう。
また、マウス操作時に手のひらが擦れ続けてしまうため多少なりとも肌へのダメージが予想されます。
指かけタイプ
指かけタイプのメリット
- 手のひらとマウスパッドの接触面が汚れることを防ぐことができる
- 腕から手のひらにかけて肌が擦れるのを防ぐことができる
- 手のひら、手の甲まで温めることができる
指かけタイプのデメリット
- マウスを手のひらで固定させるのが難しい
- 手のひら部分が手汗で汚れやすい
指かけタイプのアームカバーのメリット
マウスパッドが汚れることを防ぐことができるとマウスの滑りを一定に保つことができるため、スムーズな滑りを維持することができます。
マウス操作時も腕から手のひらまでしっかりと保護できるため肌が擦れる心配がありません。
また、手のひらと手の甲を温めることができるため、手先の震え軽減や反応速度の向上が期待できます
指かけタイプのアームカバーのデメリット
手のひらとマウスが接触する部分の間にアームカバーが干渉するため、マウスをしっかりと固定させることができなくなり、エイムの精度が悪くなることがあります。
また、手のひらとマウスが接触する部分は手汗をかきやすく汚れやすいため、定期的な洗濯はかかせません。
ガラス製のハードマウスパッドだとアームカバーは必須レベル
ガラス製のハードマウスパッドの上に直接腕をのせると肌が張りついてしまい、エイムに支障をきたしてしまうからです。
特に夏場で手汗や腕に汗がにじむ状態だとより顕著に感じます
また冬になるとガラス製のハードマウスパッドは表面がとても冷たくなり、そのまま腕をのせてしまうと腕から手首が冷えてしまい、思うようなエイムができなくなる恐れがあります。
上記のようなガラス製のハードマウスパッド特有の問題もアームカバーを着用すれば解決することができるので、ガラス製のハードマウスパッドはアームカバーを着用して使うことを強くおすすめします。
アームカバーはプロゲーマー・ストリーマーも愛用している
ここでは一例として、アームカバーを着用している/着用していたプロゲーマー・ストリーマーの方々を紹介します。
crow選手
SugarZ3ro選手
ta1yoさん
引用元:Twitchアーカイブ
#ta1yo さんにご紹介いただきました✨✨
普段からアームカバーを着用して
プレーされているta1yoさんに
果たして満足いただけたのでしょうか?#ゲーミングマッスル#アームサポーター#GAMERの第二の筋肉#ZETADIVISION#ta1yo pic.twitter.com/rO1FlJSUle— ダンロップ(eスポーツ)|GAMING MUSCLE (@DUNLOPesportsjp) October 29, 2022
eスポーツに特化したアームカバーも増えてきている
ここまでアームカバーについて解説してきましたが、本来アームカバーはeスポーツ、特にFPSやTPSなどのシューティング系ゲームを意識して開発されている訳ではありません。
ただし、近年はeスポーツの発展に伴ってFPSやTPSに特化したアームカバーが増えてきています。
通常のアームカバーよりも高価になりますが、エイム動作の最適化やパフォーマンス向上が見込める機能が多く搭載されています。
通常のアームカバーと比較したい人やeスポーツに特化されたアームカバーを使ってみたい人はチェックしてみてください。
アームカバーはこんな人におすすめ!
アームカバーはこんな人におすすめ!
- エイムを安定させたい
- マウスパッドを清潔に保ちたい
- 手先の冷えが気になる
- 肌を傷めたくない
- ローセンシ、ミドルセンシでマウスをたくさん振る
- ガラス製のハードマウスパッドも使う
実際に使ってみたおすすめのアームカバー紹介
ここからは筆者が実際に使ってみたアームカバーを紹介いたします。
紹介に移る前に筆者の腕のサイズ感とアームカバーを選ぶ基準は以下の通りです。
上腕(右) | 27cm |
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手首(右) | 15.5cm |
手触り | サラサラ or ツルツル |
価格 | ¥ 2,500円以下 |
それでは紹介に移っていきます。
CW-X アームカバー HUO601
タイプ | 手首まで |
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素材 | ポリエステル:90% , ポリウレタン:10% |
サイズ | ・S (上腕周囲:24cm~26cm) ・M (上腕周囲:26cm~29cm) |
手触り | サラサラ |
滑り止め | ゴム |
価格 | ・購入時:¥ 2,024円 ・現在:¥ 2,530円 (2022年11月時点) |
FPSのアームカバーと言ったらコレ!というほどプロからアマまで幅広く愛用されているアームカバー。
CW-Xとはブランド名でワコールという有名下着メーカーの製品のため、とても高品質で耐久性の高いアームカバーとなっています。
使用感としてはサラサラで伸縮性が良く、サイズ感も適切で締め付けが強くないため全てにおいて文句なしのおすすめのアームカバーです。
ただし滑走面がザラザラしているマウスパッドと併用する場合は引っかかりを感じることがあるでしょう。
CW-X アームカバー HUY421
タイプ | 指かけ |
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素材 | ポリエステル:90% , ポリウレタン:10% |
サイズ | ・S (上腕周囲:23cm~25cm) ・M (上腕周囲:25cm~27cm) ・L (上腕周囲:27cm~29cm) |
手触り | サラサラ |
滑り止め | ゴム |
価格 | ・購入時:¥ 1,880円 ・現在:¥ 2,530円 (2022年11月時点) |
製品紹介や使用感については前述した「CW-X アームカバー HUO601」と同じのため割愛させていただきます。
Eadali アームカバー
タイプ | 手首まで |
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素材 | ナイロン:82% , スパンデックス:18% |
サイズ | ・S (上腕周囲:23~28cm) ・M (上腕周囲:28~36cm) ・L (上腕周囲:34~44cm) |
手触り | サラサラ~ツルツル |
滑り止め | シリコン |
価格 | ・購入時:¥ 833円 ・現在:¥ 1,190 - 1,580円 (2022年11月時点) |
Eadaliは中国のブランドで他のアームカバーと比べてカラーバリエーション豊富なのが特徴的です。
使用感としてはサラサラ~ツルツルの手触りで伸縮性が良いですが、締め付けが強めで表記されているサイズ感で購入すると少し小さく感じるため購入する際は1サイズ大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
価格も安価で使用感もCW-Xと似ているためCW-Xに代わるアームカバーの選択肢の一つになるアームカバーと言えるでしょう。
AZ-FRONT アームカバー
タイプ | 手首まで |
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素材 | ナイロン , スパンデックス |
サイズ | ・M (上腕周囲:23~27cm) ・L (上腕周囲:25~29cm) ・XL (上腕周囲:27~32cm) ・2XL (上腕周囲:29~34cm) |
手触り | サラサラ~ツルツル |
滑り止め | シリコン |
価格 | ・購入時:¥ 1,380円 ・現在:¥ 1,380円 (2022年11月時点) |
Amazonでアームカバーを調べていたときに、このアームカバーだけが製品の使用用途にFPSの記載があったため興味本位で購入しました。
ただし2022年11月時点、筆者がブランド名で調べてもヒットせず、Amazonの商品レビューがないというかなり不安な要素はあります。
使用感としては今回紹介しているアームカバーの中で一番ツルツルに近い手触りとなっており伸縮性も良いです。
注意点としては締め付けが強めで表記されているサイズ感だと間違いなく小さいため、1サイズ大きいものを選択する必要があることです。
Shinymod アームカバー
タイプ | 指かけ |
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素材 | ポリアミド:92% , スパンデックス:8% |
サイズ | フリーサイズ |
手触り | ザラザラ |
滑り止め | 無 |
価格 | ・購入時:¥ 888円 ・現在:¥ 888円 (2022年11月時点) |
Shinymodは2015年に誕生したスポーツアパレルブランドで、主力商品はレディースレギンス、スポーツブラ、アクティブウェアなど。今後も快適なスポーツギアの提供に努めてまいります。私たちは米国で登録された会社であり、中国に 2 つの主要な共同製造業者がいます。現在、お客様は世界中のどこからでも来ています。
引用元:Shinymod
Shinymodは米国発祥のスポーツアパレルブランドでここまで紹介したアームカバーと違う点は素材にポリアミドが使われていることです。
使用感としてはここまで紹介したアームカバーの中で一番良く、伸縮性に優れて適度な締め付け感が心地いいです。
フリーサイズでサイズ感を気にすることなく、滑り止めはありませんがズレてくることもありません。
ただし手触りがザラザラしているため滑走面がザラザラしているマウスパッドと併用する場合は大きく引っかかりを感じることがあるでしょう。
まとめ
今回はFPSにアームカバーがオススメな理由について解説しました。
本記事の内容をまとめると、下記の通りです。
- エイムの安定性につながる
- マウスパッドが汚れることを軽減させる
- 自分に合ったアームカバー(手首までタイプ、指かけタイプ)を選ぼう
- プロゲーマー・ストリーマーも多数愛用
- ガラス製のハードマウスパッドだとアームカバーは必須レベル
筆者もアームカバーをつけてしまってからはアームカバーをつけないとFPSをできない体になってしまいました。
それほど日々のエイム安定性向上に貢献してくれるアイテムのため、今まで以上にエイムの精度を高めたいと思っている人はぜひご検討してみてください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
アームカバーに興味がある人に少しでも参考になれば幸いです。