今日はこんな悩みを解決します。
本記事の内容
- そもそもSkyPAD 3.0 XLって?
- 実際に開封
- カタログスペック
- SkyPAD 3.0 XLの特徴
- SkyPAD 3.0 XLの使用感
- マウスソールとの相性
- SkyPAD 3.0 XLのメリット、デメリット
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回はMakuakeの先行販売で購入したガラス製マウスパッド【SkyPAD 3.0 XL】をレビューしていきます。
Makuakeのお届けよりも先にAmazonで一般販売が開始されたり梱包不良によって手元に届いたときにはバキバキに割れてしまっていたりと色々と問題がありましたが、そこは一旦置いておいてこの記事では製品について詳しく見ていきたいと思います。
MakuakeにてSkyPAD3.0XLをお申し込み頂きました皆様
この度はMakuakeのお届けに先行してSkyPAD3.0XLの一般販売が開始されました事、心より深くお詫び申し上げます。
経緯等詳細につきましては、以下URLよりご確認下さいますよう、お願い申し上げます。https://t.co/6A4NvXP2xV
— 🌩️SkyPAD JAPAN (@SkyPAD_JP) April 22, 2022
一般的な布製ゲーミングマウスパッドとは違い、SkyPAD 3.0 XLはフルガラスゲーミングマウスパッドとなっています。
この記事ではSkyPAD 3.0 XLの特徴や実際に筆者が感じた使用感、布製ゲーミングマウスパッドとの違いなどを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもSkyPAD 3.0 XLって?
- シリーズ最高の滑らかさで敵を逃さない!強者に選ばれる「フルガラス」ゲーミングマウスパッド。
- シリーズ最大50cm × 40cmのワイドサイズだから、最後まで狙いが外れない。
- 割れない、欠けない、汚れない。ハードに使っても常に清潔、新品の使用感。
引用元:Makuakeプロジェクトページ
「滑る、止まる、勝つ。」を掲げるデンマークから生まれたフルガラス・マウスパッドメーカー。
空を飛んでいるかのような操作感を目指し「SkyPAD」と名付けられたとのこと。
今回はそんなSkyPADの最新作【SkyPAD 3.0 XL】の紹介になります。
実際に開封
とても大きな箱となっています。
ふたをあけてみるとしっかりとスポンジのような緩衝材で守られていました。
上にかぶさっている緩衝材を取るとSkyPAD 3.0 XLとのご対面。
同梱物 |
---|
SkyPAD 3.0 XL x 1 |
カタログスペック
メーカー | SkyPAD |
---|---|
製品名 | SkyPAD 3.0 XL |
素材 | フロステッドガラス |
寸法(幅 x 奥行 x 厚さ) | 500 x 400 x 3.7(mm) |
表面 | ・焼き入れ硬化処理 ・サンドブラスト処理 |
モデル | ・XLクラウドロゴ ・XLテキストロゴ |
カラー | ・ホワイト ・ブラック ・クリア |
SkyPAD 3.0 XLの特徴
- 外観
- サイズ
- 巻き癖
- 滑走面
- エッジ
- 底面
上記のSkyPAD 3.0 XLの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
右下にSkyPADのクラウドロゴ(テキストロゴ)が描かれたシンプルなデザイン。
ちなみに置くだけでデスクの映えにつながります。
サイズ
- 幅:500mm
- 奥行:400mm
- 厚さ:3.7mm
マウスを大きく振ってもはみ出さないローセンシプレイヤーに最適なサイズ感。
ただしその分他のマウスパッドよりもサイズが大きいためデスクのスペース確保は必須です。
厚さ
非常に薄い3.7mmの厚さです。
変に高さがでてしまうことがないためエイムの安定性が見込めます。
巻き癖
ガラス製マウスパッドのため巻き癖はありません。
滑走面
凹凸やざらつきのないフラットな表面で非常に滑らかな手触りで、上下左右の滑りが同じなのもGOOD。
ガラス製のため湿気による滑りの変化や汗による劣化の心配もなく、さらには飲み物をこぼしてしまったとしてもサッと拭くだけで済むため耐久性は非常に高いです。
ただし肌が直接マウスパッドに触れる際は注意が必要です。
なぜなら肌の状況(乾いている、湿っている)によっては摩擦が変化しエイムの感覚が違ってくるからです。
特に夏場の汗ばんだ肌だと思うようにマウスを操作できなくなるため、服やアームカバーなどで肌とマウスパッドが直接触れることがないようにしたほうがいいでしょう。
そうすることで環境に左右されずにいつもと同じエイム感覚でプレイすることができるからです。
エッジ
しっかりと角が丸められておりエイムに干渉することもなく肌に傷がつくことの心配もありません。
ガラス製で表面に布製のような縫い目もないためストレスのないマウス操作も可能です。
底面
四隅に取り付けられた丸いラバーとマウスパッド自体の重みによってどんなにマウスを大きく振っても一切ズレることがありません。
そのためより一層プレイに集中することができます。
SkyPAD 3.0 XLの使用感
- 圧倒的な初動の滑り出しの速さ
- 止めたいところでピタッと止まるコントロール性
- 半永久的に使える耐久性
- 力みすぎに注意が必要
- アームカバーは必須レベル
- マウスソールの消耗が激しい
上記の筆者が感じたSkyPAD 3.0 XLの使用感を一つずつ解説していきますね。
圧倒的な初動の滑り出しの速さ
軽い力で動きだし、引っかかりのない滑らかなマウス操作が可能。
布製マウスパッドでは再現できない最高の滑りを味わえます。
咄嗟のエイム合わせや敵を捉え続けるトラッキングエイムとの相性バツグンでした。
止めたいところでピタッと止まるコントロール性
材質や表面処理のおかげでガラス製のハードマウスパッドながら滑らかな操作性に加えて止めたいところでピタッと止まるコントロール性を兼ね備えています。
ガラス製のハードマウスパッドのため「滑りは良いが止めづらいのかな?」と思っていましたがそんなことはなく良い意味で裏切られました。
ただしエイムのズレを修正するマイクロフリックや頭一個ポジションへのエイム合わせは布製マウスパッドより精密なマウス操作を求められるため慣れるまでは苦労する部分だと感じました。
半永久的に使える耐久性
マウスパッドが劣化する原因となる湿気、汗、皮脂などの影響が少なく、たとえ汚れたとしてもサッと拭くだけで済んでしまう耐久性を持っています。
一般的な布製マウスパッドだとずっと使い続けることは困難ですが、SkyPAD 3.0 XLは半永久的に使えるため長期的にみるとコストパフォーマンスが高いともいえるでしょう。
力みすぎに注意が必要
表面の滑りの良さから力みすぎるとマウスがズレてしまい、エイムのブレにつながってしまいます。
また布製マウスパッドのような下に力を加えてマウスの沈み込みを利用した止め方などもできないため、脱力ぎみに操作することをおすすめします。
アームカバーは必須レベル
マウスパッドとの接地面が汗ばんでいると肌が張り付いてしまい、思うようなマウス操作ができなくなります。
エイムに与える悪影響が大きすぎるのでアームカバーは必須レベルでしょう。
加えて布製マウスパッドと違ってクッション性がないため長時間腕を置いていると二の腕が痛くなってくるので、アームカバーで少しでも腕への負荷を軽減させてあげるのが良いと感じました。
アームカバーの必要性やメリットについては以下の記事にて詳しく解説していますので興味がある方はチェックしてみてください。
あわせて読みたい
-
FPSにはアームカバーがおすすめ!プロも認める効果とは
マウスソールの消耗が激しい
柔らかい布製マウスパッドと違い、硬いハードマウスパッドのためマウスソールの消耗が激しいです。
使うたびにソールの削れたカスが頻繁にマウスパッド上に落ちていました。
またマウスを振るたびに「シャリシャリ」といったソールが擦り減る音がなり、「あ~今ソール擦り減ってるな。」というのを直に感じることができました。
試しに摩耗しきったPTFEソールが貼られているGPRO X SUPERLIGHTで操作してみましたが意外と操作感は悪くありませんでした。
むしろ初動の滑り出しの速さはそのままで程よくマウスが止めやすくなったので、多少摩耗したソールの方が相性良いのかもしれません。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
実際に通常のマウスソールとガラス製マウスソールのSuperglideで滑り具合を確認してみました。
ちなみにガラス製マウスソールのSuperglideについては【Pulsar Superglide レビュー】強化ガラスの超低摩擦マウスソールで詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください!
あわせて読みたい
-
【Pulsar Superglide レビュー】強化ガラスの超低摩擦マウスソール
PTFE
- 滑り:◎
- 止め:◯
SkyPAD 3.0 XLはPTFEソールとの相性がとても良いです。
圧倒的な初動の滑り出しの速さと高いコントロール性を実現させてくれます。
ただし他のマウスパッドと比べてマウスソールの摩耗が激しいので定期的なソール交換は必要になってくるでしょう。
Superglide(ガラス製)
- 滑り:◎◎◎
- 止め:✕
SkyPAD 3.0 XLはガラス製ソールとの併用は絶対におすすめできません。
なぜなら滑りすぎてコントロールができないうえにガラス製が原因でマウスパッドとソールの両方を傷つけてしまうからです。
試しにガラス製のソールをつけたマウスで操作してみた結果「ガリガリ」といったマウスパッドの表面に傷がつきそうな音を立てていました。
一度傷がついてしまうとエイムに影響がでたりと取り返しがつかなくなってしまうためガラス製のソールとの併用はやめておきましょう。
SkyPAD 3.0 XLのメリット、デメリット
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたSkyPAD 3.0 XLのメリットとデメリットを紹介します。
SkyPAD 3.0 XLのメリット
- 圧倒的な初動の滑り出しの速さ
- ハードマウスパッドだがピタッと止まるコントロール性
- 半永久的に使える高い耐久性
- 上下左右で滑りが同じ
- お手入れが楽チン
SkyPAD 3.0 XLのデメリット
- 布製マウスパッドからの移行だと慣れが必要
- 力みすぎるとエイムがブレる
- アームカバーは必須レベル
- 長時間使用で腕が痛くなる
- ソールの摩耗が激しい
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- 圧倒的な初動の滑り出しの速さを求める方
- 滑走速度を求める方
- 同じマウスパッドを使い続けたい方
- トラッキングエイム精度を向上させたい方
- artisan 紫電改の代替品を探している方
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【SkyPAD 3.0 XL】をレビューさせていただきました。
SkyPAD 3.0 XLは正直言って万人受けするようなマウスパッドではないことは確かです。
ただし合う人にはストレスのないスムーズな操作やエイム速度の向上が見込めます。
長期的な使用で考えると劣化や摩耗も少なく同じ滑りを維持し続けてくれるためコストパフォーマンスも優れているでしょう。
布製マウスパッドでは味わえないガラス製ハードマウスパッドの独特な操作性をぜひ体感してみてはいかかでしょうか。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
SkyPAD 3.0 XLが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。