今日はこんな悩みを解決します。
本記事の内容
- そもそもLogicool G PRO X SUPERLIGHTって?
- 実際に開封
- カタログスペック
- PRO X SUPERLIGHTの特徴
- 専用ソフトウェアの使い方
- PRO X SUPERLIGHTの持ち方
- 新品と約1年半使用したPRO X SUPERLIGHTの比較
- PRO X SUPERLIGHTの使用感
- PRO X SUPERLIGHTのメリット、デメリット
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回はプロ、アマ問わず圧倒的使用率を誇るワイヤレスゲーミングマウス【Logicool G PRO X SUPERLIGHT】を今更ながらレビューしていきます。
筆者はPRO X SUPERLIGHTが発売された2020年12月から使用していていましたが、この度サイドボタンのチャタリングが発生してしまったのでロジクール保証で新しいPRO X SUPERLIGHTを送っていただきました。
マウス本体に穴をあけずに63gという超軽量を実現していて癖がない形状で万人受けするため色々な人が使えると弱点がありません。
しかもこれが2020年に発売しているマウスなんです...とんでもないですよね。
この記事ではLogicool G PRO X SUPERLIGHTの特徴や実際に筆者が約1年半使い倒して感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは前置きはこの辺にして早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもLogicool G PRO X SUPERLIGHTって?
ロジクールG史上最軽量&最速のPROマウスを使って、勝利への道を切り開きましょう。世界のトップesportsアスリートの新しい常識。重量が63グラム未満で、ほぼ摩擦のない滑りを実感できます。PRO X SUPERLIGHTは、ロジクールGの「無敵」のデザイン哲学を引き継いでいます—つまり、ロジクールはプレーヤーとゲーム間の障害を取り除き、接続を最もピュアな状態にすることに尽力しています。
引用元:ロジクール
プロ、アマチュア問わず圧倒的使用率を誇るワイヤレスゲーミングマウス。
ワイヤレスゲーミングマウスの先駆けとなったといっても過言ではないLogicool G PRO ワイヤレスゲーミングマウスよりも約25%軽量化されたのがPRO X SUPERLIGHTになります。
実際に開封
同梱物 |
---|
PRO X SUPERLIGHT x 1 |
LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー x 1 |
充電/データケーブル(USB Type-A to Micro-USB Type-B)x 1 |
レシーバー延長アダプター x 1 |
グリップテープ(ワイピングクロス付属) x 1 |
PTFEフィート付きレシーバーカバー |
Logicoolステッカー |
取扱説明書 |
保証書 |
カタログスペック
メーカー / ブランド | ロジクール / ロジクール G |
---|---|
製品名 | PRO X SUPERLIGHT |
形状 | 左右対称 |
寸法(長さ x 幅 x 高さ) | 125 x 63.5 x 40(mm) |
重量 | ・公称値:63g ・実測値:61g |
カラー展開 | ・ブラック ・ホワイト ・マゼンタ |
ソール | 添加物なしPTFE |
接続ケーブル | ビニールUSBケーブル(USB Type-A to Micro-USB Type-B) |
ボタン | 5 |
スイッチ | 不明(ロジクールカスタマーサポートの回答) |
センサー | HERO 25K |
IPS | 400 |
DPI | 100~25,600 |
加速度 | 40g |
レポートレート | 125/250/500/1000(Hz) |
デバウンスタイム | 設定不可 |
LOD | 設定不可 |
接続方式 | ・2.4GHz LIGHTSPEEDワイヤレステクノロジー(無線) ・有線 |
バッテリー | 最大70時間 |
ソフトウェア | 有(Logicool G HUB) |
PRO X SUPERLIGHTの特徴
- 外観
- 形状
- サイズ
- 重量
- ボタン
- センサー
- ソール
- ケーブル
上記のPRO X SUPERLIGHTの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
癖がなく万人受けするシンプルな外観。
表面のコーティングはサラサラとしていて指紋がつかないのがGOOD。
形状
左右対称でかぶせ、つかみ、つまみ持ちなど様々な持ち方との相性が良いです。
PRO X SUPERLIGHTが手に合わないという人が少ないほどバランスが取れている形状。
サイズ
- 長さ:125mm
- 幅:63.5mm
- 高さ:40mm
重量
- 公称値:63g
- 実測値:61g
ボタン
- クリック
- ホイール
- サイドボタン
それぞれ説明していきますね。
クリック
軽い力でクリックができてなおかつしっかりとしたクリック感。
クリック音は高めの「カチッ」という音です。
なおロジクール公式サイトにてクリックに採用されているスイッチが記載されていなかったため直接ロジクールのカスタマーサポートにお問い合わせをしたところ以下のような回答がありました。
分解をすれば採用されているスイッチは確認できると思いますが、ロジクール側が「不明」と回答しているためこの記事でもスイッチは「不明」としています。
ホイール
ノッチがすごくハッキリしているのでホイールのまわしすぎやホイール押し込み時の意図しないスクロールの心配がありません。
スクロール音は高めの「キリキリ」といった音です。
サイドボタン
親指をおいてもサイドボタンが干渉しないといったちょうどいい位置にサイドボタンが配置されています。(筆者の場合)
適度な反発感があり、高めで小さい「カチッ」という音です。
センサー
センサー | HERO 25K |
---|---|
IPS | 400 |
DPI | 100~25,600DPI |
レポートレート | 125/250/500/1000(Hz) |
加速度 | 40g |
ロジクール独自の高性能ゲーミングセンサー「HEROセンサー」が搭載されています。
ソール
添加物なしのPTFEソールが貼り付けられています。
上部は面積が大きく、下部は面積が小さいソールとなっています。
また付属のPTFEソール付きレシーバーカバーに変えることでマウスの滑りを変えることができます。
加えてレシーバーカバー自体を取り外してまた違ったマウス操作感にすることもできます。
ただし初期ソールは厚みもなく滑りもあまり良くないため可能であればサードパーティ製のソールに貼り換えることをおすすめします。
ケーブル
ビニール製USBケーブルとなっています。
芯はあるものの柔らかめにはなっていますがパラコード仕様のUSBケーブルと比較すると柔軟性は劣ります。
ですがその分パラコード仕様のUSBケーブルより断線などのリスクが少ないです。
マウスに接続する端子がUSB-CではなくMicro-USB Type-Bになのが惜しいところ。
ちなみにアダプタに接続するとこんな感じです。
専用ソフトウェアの使い方
専用ソフトウェアは下記のリンクからダウンロードすることができます。
専用ソフトウェアでは下記の項目を細かく設定することができます。
- DPI
- 割り当て
DPI
- DPI値
- レポートレート
上記の細かい設定が可能。
割り当て
- コマンド
- キー
- アクション
- マクロ
- システム
上記の細かい設定が可能。
PRO X SUPERLIGHTの持ち方
- かぶせ持ち
- つかみ持ち
- つまみ持ち
代表的な3つの持ち方との相性を解説しますね。
かぶせ持ち
- 相性:◯
- 推奨:△
サイズと形状からどんな持ち方とも相性が良く、かぶせ持ちも例外ではありません。
ただし筆者の手の大きさでは問題なく使えましたが、手が大きい方の場合は窮屈に感じるかもしれません。
つかみ持ち
- 相性:◎
- 推奨:◎
手のひらをマウスのお尻にしっかりと固定できるため安定したエイムが可能です。
マウスの両サイドがくびれているため親指、薬指、小指でのグリップ感も良好でした。
つまみ持ち
- 相性:◎
- 推奨:◯
マウスの両サイドがくびれているため親指、薬指、小指でのグリップ感がよく、指先の操作がしっかりマウスに伝わります。
新品と約1年半使用したPRO X SUPERLIGHTの比較
新品と比べて約1年半使用したPRO X SUPERLIGHTは何が変わったか説明していきます。
表面コーティング
左:約1年半使用 右:新品
表面のコーティングが薄れて新品時と比べると汚れが付きやすくなり光沢感が落ちました。
クリック感
クリック感は変わりませんでした。
そのかわりクリック音が低めの「カチッ」という音になりました。
ホイール
ノッチ感が緩和され、ホイールがまわしやすくなりました。
それでも1スクロールのメリハリはついているので誤操作を起こすことがありません。
スクロール音は低めの「コロコロ」といった音になりました。
サイドボタン
押し感の変化はありませんでした。
ソール
PRO X SUPERLIGHTの初期ソールは添加物なしのPTFEソールのため、滑りが良い反面摩耗がはやいのが特徴です。
実際に新品のソールと約1年半使い倒したソールを比べてみました。
新品のソール
ソールの繊維?というのでしょうか。
縦や横に繊維の流れがあるのを確認できます。
可もなく不可もなくといった滑りで初動の抵抗感もありませんでした。
約1年半使用したソール
ご覧の通りソールの繊維の流れが消え去りツルツルの摩耗具合MAXです。
滑りは重たく初動の抵抗感が強くなりました。
ガラス製のマウスパッドでも滑りづらさを感じるほどです。
PRO X SUPERLIGHTの使用感
- 万人受けするサイズ、形状で使いやすい
- マウス本体に穴をあけずに軽量化が最高
- サードパーティ製のソールに貼り換え推奨
上記の筆者が感じたPRO X SUPERLIGHTの使用感を一つずつ解説していきますね。
万人受けするサイズ、形状で使いやすい
左右対称で癖のないバランスのとれたサイズ感、様々な持ち方とも相性が良く使い手を選ばない万人受けマウス。
すぐに手になじみいつもと同じエイムの感覚を維持できます。
マウス本体に穴をあけずに軽量化が良い
本体に穴をあけずに軽量化を実現しているため以下のようなメリットがあります。
- 外観が苦手な人がいない
- 穴のふちの汚れを気にしなくていい
- マウスのサイドをしっかりグリップできる
サードパーティ製のソールに貼り換え推奨
他社製の100%PTFEソールに比べてPRO X SUPERLIGHTの初期ソールは滑りが悪く、摩耗がはやいです。
初期ソールで快適なマウス操作をするのは難しいため可能な限りはソールを交換することをおすすめします。
幸いPRO X SUPERLIGHTのサードパーティ製のソールはたくさんあるのでソール選びに苦労することは少ないでしょう。
PRO X SUPERLIGHTのメリット、デメリット
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたPRO X SUPERLIGHTのメリットとデメリットを紹介します。
PRO X SUPERLIGHTのメリット
- サイズ、形状、持ち方の癖がなくバランスがとれている
- 穴をあけずに軽量化を実現
- プロの使用率の高さから安心感がある
PRO X SUPERLIGHTのデメリット
- 初期ソールの滑りが悪く、摩耗がはやい
- 端子がMicro-USB Type-Bな硬めのビニール製USBケーブル
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- はじめてのワイヤレスゲーミングマウスの購入を検討している
- 使用率No.1のワイヤレスゲーミングマウスを使いたい
- どんな人でも手になじむ癖のないマウスがいい
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【Logicool G PRO X SUPERLIGHT】をレビューさせていただきました。
ワイヤレスゲーミングマウスといえば「Logicool G PRO X SUPERLIGHT」というぐらいトップのシェア率を誇るマウスで買って失敗したという話を聞いたことがないくらいです。
はじめてのゲーミングマウスにもおすすめできるマウスだと自信をもってお伝えできます。
そして今後も発売されるワイヤレスゲーミングマウスの基盤となっていくといっても過言ではないでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
Logicool G PRO X SUPERLIGHTが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。