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ゲーミングマウス

【LAMZU Atlantis レビュー】万人向けなXM1系?超軽量ゲーミングマウス

LAMZU Atlantis_レビュー

今回はLAMZU Atlantisをレビューしていきます!
パトス

  本記事の内容

  • そもそもLAMZU Atlantisとは?
  • 購入した経緯
  • 実際に開封
  • カタログスペック
  • LAMZU Atlantisの特徴
  • 専用ソフトウェアの使い方
  • LAMZU Atlantisの持ち方
  • LAMZU Atlantisの使用感
  • LAMZU Atlantisの良い点、惜しい点
  • どんな人におすすめ?
この記事を書いている僕はFPS歴9年ほど(CSGO→PUBG→APEX→VALORANT)
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
パトス

 

今回は【LAMZU Atlantis】をレビューしていきます。

周辺機器愛好家のグループによる新興メーカーLAMZUの第1作目となるAtlantisは55gの軽量ワイヤレスゲーミングマウス。

発売前からTwitterで話題を生んでおり、この度正規代理店のHID-LabsさんやパソコンSHOPアークさんを介して日本での販売が開始されました。

性能やビルドクオリティもさることながら他には類を見ない裏面のバタフライデザインも特徴的です。

 

この記事ではそんなLAMZU Atlantisの特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。

それでは前置きはこの辺にして早速本題に移っていきますね。

 

そもそもLAMZU Atlantisとは?

LAMZU Atlantis

Lamzu Atlantis was built for demanding gamers who want full control. A heart of the mouse is its sensor – it determines its accuracy which is key during the game. The atlantis boasts a high-quality PAW3395 optical sensor which allows you to freely choose the DPI scale between 200 to 26000 DPI.

引用元:MaxGaming

LAMZUから発売された超軽量ワイヤレスゲーミングマウス。

マウス自体のビルドクオリティや性能はもちろんパッケージや裏面のバタフライデザインといったデザイン性にも力を入れているのが好印象です。

 

購入した経緯

購入した経緯

販売開始前からTwitterで発信されていた情報からXM1形状のワイヤレスマウスとの噂を聞き、HID-Labsさん経由で購入に至りました。
パトス

 

実際に開封

LAMZU Atlantis_開封_1

LAMZU Atlantis_開封_2

LAMZU Atlantis_同梱物

同梱物
Atlantis Superlight Wireless Gaming Mouse x 1
ワイヤレスレシーバーアダプター x 1
ワイヤレスレシーバー x 1
パラコードUSB-Cケーブル x 1
交換用ソール x 1
グリップテープ x 1
キャリングポーチ x 1
取扱説明書
パッケージの外観や作りの高級感が高く、付属品がとても充実しています。
パトス

 

カタログスペック

LAMZU Atlantis_カタログスペック

メーカー / ブランド LAMZU
製品名 Atlantis Superlight Wireless Gaming Mouse
形状 左右対称
寸法(長さ x 幅 x 高さ) 123 x 66 x 38 (mm)
重量 ・公称値:55g
・実測値:55g
カラー展開 ・White
・Black
・Green
・Pink
・Miami
ソール 100% virgin PTFE 0.8mm (実測値)
接続ケーブル パラコードUSB-Cケーブル
ボタン 6
スイッチ Huano Blue Pink Dot スイッチ
センサー PixArt PMW3395
IPS 650
DPI 50-26000
加速度 50g
ポーリングレート 125 / 250 / 500 / 1000 (Hz)
LOD 1mm / 2mm
接続方式 ・2.4Ghz (無線)
・USB-C (有線)
バッテリー 最大70時間
ソフトウェア 有 (Atlantis Driver)
保証期間 1年
価格 ¥ 13,500(2022年11月時点のHID-Labs販売価格)

 

LAMZU Atlantisの特徴

LAMZU Atlantis_特徴

  • 外観 / 形状
  • サイズ
  • 重量
  • ボタン
  • センサー
  • ソール
  • ケーブル

上記のLAMZU Atlantisの特徴を一つずつ紹介していきますね。

 

外観 / 形状

 

ソリッドシェル採用の形状は左右対称。

表面はマットコーティングでサラサラしており、結構滑りやすいです。

裏面には他には類を見ない奇抜な肉抜き「バタフライデザイン」が施されていて軽量化を実現しています。

ただし剛性は保たれており、強く握ったとしても軋みやへこみが起こることはありません。

お尻の膨らみが大きいので手のひらを付けた持ち方のフィット感が高いです。

 

サイズ

LAMZU Atlantis_サイズ

  • 長さ: 123mm
  • 幅: 63mm
  • 高さ:38mm

中型サイズのマウスに分類されるでしょう。

 

  XM1Rとのサイズ比較

 

AtlantisはXM1の形状と似ているようでそうではありません。

XM1はクリック部分が長く低くなっておりつかみ持ち特化と癖がありますが、Atlantisは癖が少なくなり万人向けと言える形状となっています。

またXM1の場合は手の大きさによって薬指や小指が窮屈に感じることがありましたが、Atlantisは薬指や小指のスペースが十分に確保されていると言えるでしょう。

サイドは僅差でXM1の方がくびれています。

 

  X2とのサイズ比較

 

X2との違いはマウスの頂点とくびれです。

X2の頂点は後方寄りになっておりかぶせ持ちには不向きな形状ですが、Atlantisの頂点はほぼ中心になっているため持ち方を選びません。

またX2はクリック部分が低くえぐれているため指を寝かした持ち方には不向きなことに対してAtlantisのクリック部分は指を寝かす、立てるどちらでも可能です。

サイドに関してX2はくびれがない寸胴形状、Atlantisはくびれのある逆八の字形状と大きな違いを感じます。

 

重量

LAMZU Atlantis_重量

  • 公称値:55g
  • 実測値:55g

裏面を肉抜きし、最軽量クラスの55gになっています。

剛性はしっかり保たれているため強く握ったとしても軋みやへこみの心配はありません。

 

ボタン

LAMZU Atlantis_ボタン

  • クリック
  • ホイール
  • サイドボタン
  • DPIボタン

それぞれ説明していきますね。

 

  クリック

LAMZU Atlantis_クリック

クリック部分はセパレートタイプとなっており、Huano Blue Pink Dot スイッチが搭載されています。

軽くしっかりとしたクリック感で指切りしやすく、左右のクリック感も違いがないとても押し心地の良いスイッチです。

Huano製のスイッチは本当に押し心地が最高です。
パトス

 

  ホイール

 

使い始めはノッチ感が弱く、回りすぎてしまうホイールでしたが、使っていく内にしっかりとしたノッチ感の回しやすいホイールに化けました(笑)

ホイールクリックの硬さもちょうどよく、ホイールにジャンプを割り当ての操作もしやすいです。

個体差の可能性はありますけどね。ただとても好印象なホイールになりました。
パトス

 

  サイドボタン

LAMZU Atlantis_サイドボタン_1

 

軽く明瞭な押し心地で前後間に隙間があるサイドボタンです。

前後のサイドボタンの外側が引っ込んでいるため人によっては多少の押しにくさを感じる場合があります。

 

  DPIボタン

LAMZU Atlantis_DPIボタン

初期DPI:400 (赤) / 800 (水色) / 1600 (緑) / 3200 (白) / 6400 (黄)

DPIの状況はDPIボタンの左にあるランプの色で判断可能。

 

センサー

LAMZU Atlantis_センサー

センサー PixArt PMW3395
IPS 650
DPI 最大26,000
ポーリングレート 125 / 250 / 500 / 1000 (Hz)
加速度 50g

センサー位置はややフロント寄りとなっています。

 

以下の画像はMouseTesterで実施したLAMZU Atlantisのセンサーテストの結果です。(マウスパッドはVAXEE PAで検証)

  センサーテスト

LAMZU Atlantis_センサーテスト

 

ソール

LAMZU Atlantis_ソール

初期ソールは100% virgin PTFE 0.8mmです。(実測値)

滑りが良く、エッジはしっかり丸められているためマウス操作時に引っかかりを感じることはありません。

 

LAMZU Atlantis_ソールの厚さ

交換用ソールの台紙ごと厚さを測ると0.9mmのためソール単体での厚さは0.8mmほどでしょう。

 

ケーブル

 

柔軟性に優れたパラコード仕様のUSB-Cケーブルです。

最近のゲーミングマウスでは当たり前になってきましたが、最初からケーブルをまとめるためのバンドが付属しているためケーブルを簡単にまとめることが可能です。

 

 

接続端子部分が上向きになっているため有線接続時にケーブルがマウスパッドに擦れることを軽減できます。

ワイヤレスマウスですが有線接続時のこともしっかり考えられていますね。
パトス

 

LAMZU Atlantis_ケーブルアダプタ

先端に接続するアダプタには滑り止めなどがついておらずデスクから滑り落ちてしまう可能性があるため注意が必要です。

 

専用ソフトウェアの使い方

専用ソフトウェア

専用ソフトウェアは下記のリンクからダウンロードすることができます。

ソフトウェアダウンロードページ

使い始める前に専用ソフトウェアのダウンロードを推奨します。
パトス

 

専用ソフトウェアでは下記の項目を細かく設定することができます。

  • キー設定
  • DPI設定
  • マクロ設定

それぞれ説明していきますね。

 

キー設定

LAMZU Atlantis_キー設定

キー設定ではマウスの6個のボタンに任意の動作を割り振ることができます。

またマウスのデバウンスタイムも変更することが可能。

デバウンスタイムは速く設定しすぎるとチャタリングが発生するかもしれないので注意が必要です。
パトス

+ 専門用語の解説はこちら

チャタリング

マウスでワンクリックしただけのつもりが、ダブルクリックされてしまうような状態のこと。

デバウンスタイム

マウスのチャタリングを防ぐためにを1クリックしたあとの遅延時間のこと。

 

DPI設定

LAMZU Atlantis_DPI設定

  • DPI (カラー変更含む)
  • ポーリングレート
  • LOD
  • 補正
  • Windows側のマウス設定

上記の細かい設定が可能です。

 

マクロ設定

LAMZU Atlantis_マクロ設定

FPSでマクロ機能を使うことは禁止されていることが多いです。FPSではなく普段使いでマクロ機能をよく使う人にとってはありがたい機能ですね。
パトス

 

LAMZU Atlantisの持ち方

LAMZU Atlantis_持ち方

  • かぶせ持ち
  • つかみ持ち
  • つまみ持ち

代表的な3つの持ち方との相性を解説しますね。

 

手のサイズ

僕の手の大きさは長さ17cm、幅8cmであるため日本人男性の平均的な手のサイズより小さめであることを前提に話していきますね。
パトス

 

かぶせ持ち

LAMZU Atlantis_かぶせ持ち

  相性:◯

かぶせ持ちとの相性は良いです。

マウスのお尻部分の膨らみが大きく手のひらをしっかり密着させることができるからです。

またクリック部分が低すぎないのでかぶせ持ち時にクリックが押しづらいと感じることもありません。

 

つかみ持ち

LAMZU Atlantis_つかみ持ち

  相性:◎

つかみ持ちとの相性はとても良いです。

マウスのお尻部分の膨らみが大きいことが手のひらだけでなく、親指や小指の付け根でしっかりとホールドできることにつながります。

またサイドのくびれがより安定したグリップ感をもたらします。

 

つまみ持ち

LAMZU Atlantis_つまみ持ち

  相性:△

つまみ持ちとの相性は良くないです。

マウスが中型サイズであることやつまみ持ちだとお尻の膨らみが活かせない、サイドボタンが押しづらい等の理由から相性は良くありません。

 

LAMZU Atlantisの使用感

LAMZU Atlantis_使用感

  • 癖が少なく万人向けなXM1形状
  • 剛性が保たれたソリッドシェルで55gと超軽量
  • 軽くて明瞭な押し心地の良いクリック
  • 操作性の良いホイール
  • 高品質な初期ソール
  • 有線でのゲームプレイのことも考えられたケーブル設計
  • 表面がサラサラで滑りやすい
  • サイドボタンの端が押しづらく感じる場合がある

上記の筆者が感じたLAMZU Atlantisの使用感を一つずつ解説していきますね。

 

癖が少なく万人向けなXM1形状

つかみ持ち特化で癖のある形状のXM1とは違い、XM1形状の良さを残しつつ癖が少なくなりつかみ持ち以外もできる形状となっています。

 

剛性が保たれたソリッドシェルで55gと超軽量

裏面が肉抜きされた超軽量設計ですが、剛性がしっかり保たれていて軋みやへこみがありません。

 

軽くて明瞭な押し心地の良いクリック

Huano Blue Pink Dot スイッチ採用で高い耐久性と軽くしっかりとしたクリック感でとても押し心地が良いです。

 

操作性の良いホイール

使っていく内にしっかりとしたノッチ感で回しやすいホイールになります。(個体差あり)

FPSゲームでホイールにジャンプを割り当てた場合の操作もしやすく、動作音もとても静かです。

 

高品質な初期ソール

初期ソールが100% virgin PTFE 0.8mm (実測値)

厚みも十分、エッジもしっかり丸められているためマウス操作時に引っかかりを感じることがありません。

そのため初期ソールのままで問題なく使用できます。

 

有線でのゲームプレイのことも考えられたケーブル設計

マウスに接続するUSB-C端子部分が上向きになっているためケーブル接続時にケーブルがマウスパッドに擦れることを軽減できます。

ワイヤレスマウスなのにもかかわらずしっかり有線接続時のことも考えられています。
パトス

 

表面がサラサラで滑りやすい

マットコーティングのサラサラ感が強いため結構滑りやすいです。

グリップ力が損なわれてしまうことを嫌う方はグリップテープ推奨です。

 

サイドボタンの端が押しづらく感じる場合がある

サイドボタンの端が引っ込んでいるため場合によっては多少の押しづらさを感じます。

僕は特に前のサイドボタンの引っ込みが押しづらく感じました。
パトス

 

LAMZU Atlantisの良い点、惜しい点

メリット、デメリット

さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたLAMZU Atlantisの良い点と惜しい点を紹介します。

LAMZU Atlantisの良い点

  • 癖の少ない万人受けな形状
  • 剛性が保たれたソリッドシェル
  • 超軽量55g
  • 耐久性、押し心地の良いHuanoスイッチ
  • 性能の高い初期ソール
  • ケーブルの接続端子が上向きで擦れを軽減
  • 高級感のあるパッケージに充実した付属品
  • 裏面の見えない部分にも力を入れたバタフライデザイン

LAMZU Atlantisの惜しい点

  • 入手性が悪い (2022年11月時点)
  • サイドボタンの端が引っ込んでいることが押しづらさにつながる場合がある

こんな感じですね。

 

どんな人におすすめ?

どんな人におすすめ?

  • 癖の少ないXM1形状を求める方
  • 左右対称マウスが好きな方
  • ソリッドシェルで軽量マウスを求める方
  • サイドのくびれがほしい方

上記に当てはまるような人におすすめです。

 

まとめ

LAMZU Atlantis_レビュー

今回は【LAMZU Atlantis】をレビューさせていただきました。

 

癖が少なく、手に合わない人が少ないぐらいに万人向けな形状で、第1作目のゲーミングマウスとは思えない性能とビルドクオリティです。

ただし懸念点として記事執筆時点 (2022年11月) では国内での在庫確保が安定しておらず入手性が悪いことが挙げられます。

そこは今後の安定した在庫確保に期待ですね。

 

またAtlantisのサイズが大きいと感じる人のためにAtlantis miniの開発が行われています。

11月末リリースが予定されており、重量はなんと49gを目標とされています。

手の小さい僕にとって絶対に手に入れたいマウスですが、日本での取り扱いは結構先になりそうな予感がしています。
パトス

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

LAMZU Atlantisが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

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