本記事の内容
- そもそもVancer ACEとは?
- 購入した経緯
- 実際に開封
- カタログスペック
- Vancer ACEの特徴
- Vancer ACEの使用感
- マウスソールとの相性
- Vancer ACEの良い点、惜しい点
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は【Vancer ACE】をレビューしていきます。
滑走面に通常ポリマーの5倍の耐久性を持つレインボーフィルムが使用されており、とても滑らかな滑走面に高い耐久性を兼ね備えています。
また奇抜なデザインが光の下でカラフルに輝くという外観上のインパクトが大きいのも特徴的です。
この記事ではそんなVancer ACEの特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもVancer ACEとは?
スピード系マウスパッドで、よりスムーズな滑りを提供します。
表面には通常ポリマーの5倍の耐久性を持つレインボーフィルムを使用しています。これは滑らかで高い生態適合性、強度、耐水性、耐油性を持ちます。引用元:Amazon
Vancerから発売されたVancer ICEに続くスピード系マウスパッドがVancer ACEになります。
滑走面にレインボーフィルムが使われた表面加工「レインボーコーティング」が施されており、シルキーな手触りで奇抜なデザインが特徴的です。
※Vancer ICEのレビューは【Vancer ICE レビュー】ガラス繊維が配合された滑るのにしっかり止まる布製マウスパッドをご覧ください。
購入した経緯
実際に開封
同梱物 |
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Vancer ACE Mousepad x 1 |
カタログスペック
メーカー / ブランド | Vancer |
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製品名 | Vancer ACE Mousepad |
サーフェス | レインボーフィルムトップレイヤー |
ベース | フラットラバー |
寸法(幅 x 奥行 x 厚さ) | 450 x 400 x 4 (mm) |
カラー展開 | - |
価格 | ¥ 4,600(定価販売価格) |
Vancer ACEの特徴
- 外観
- サイズ
- 巻き癖
- 滑走面
- エッジ
- 底面
上記のVancer ACEの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
トランプのジョーカーを彷彿とさせる独特で奇抜なデザイン。
サイズ
- 幅:450mm
- 奥行:400mm
- 厚さ:4mm
ローセンシ ~ ミドルセンシプレイヤーに最適なサイズ感です。
厚さ
厚さは4mm。
手首等の負担を軽減させる十分なクッション性がありますが、中間層は硬めでマウスの沈み込みがほぼありません。
巻き癖
開封時の巻き癖はややあります。
ですが使用から1~2日程度でほぼフラットな状態に戻るのでそこまで気にする必要はありません。
滑走面
滑りやすさ | ◎ |
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止めやすさ | △ |
手触り | シルキー |
タイプ | スピード |
滑走面はレインボーコーティングが施されており、とても滑らかな手触りで光の下でカラフルに輝きます。
滑りが良くトラッキング重視のAPEXのようなゲームに最適は反面、止め性能はそこそこで頭一個などの正確なエイムをするには少し慣れが必要です。
比較としてVancer ICEよりも少しだけ滑りがよく止め性能が少し劣ります。
また以下に記載の通り様々な耐久性を持っています。
- 耐摩耗性
- 引張特性
- 耐候性
- 低温柔軟性
- 耐高温性
- 耐油性
- 耐薬品性
滑走面は汗染みや皮脂による汚れが目立ちやすく滑りにも若干の悪影響を与えることになるため注意が必要。
そのため滑走面に直接手首や腕をのせることを避けるためにアームカバーとの併用を推奨します。
アームカバーのメリットについてはFPSでアームカバーを使うメリットとは【実際に使ってみたアームカバーも紹介】で詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください。
エッジ
滑走面よりも少しだけ高さのあるステッチ加工が施されています。
耐久性が向上する一方、エッジ付近でマウス操作を行う際に引っかかりが起きるため注意が必要です。
底面
底面は一般的なラバータイプ。
グリップ力は可もなく不可もなく、標準的なグリップ性能といった印象。
Vancer ACEの使用感
- シルクのように滑らかな滑走面
- トラッキングとの相性バツグン
- 正確なエイムが難しい
- 汚れが目立ちやすい
- 手汗によってマウス操作のスムーズさが失われる
- コンディションがパフォーマンスに直結する
上記の筆者が感じたVancer ACEの使用感を一つずつ解説していきますね。
シルクのように滑らかな滑走面
一切の凹凸感のないシルキーな手触り。
素肌、衣服着用関係なしに引っかかりのないスムーズなマウス操作が可能です。
トラッキングとの相性バツグン
滑走面がとても滑らかなスピード系のマウスパッドのためAPEXのようなトラッキング重視のFPSに最適です。
敵を追い続けるトラッキングエイムの安定感向上とレレレ撃ちの切り返しもやりやすい印象です。
正確なエイムが難しい
滑りが良い分、頭一個分のような正確なエイムが難しいです。
そのためVALORANTのようなFPSとは相性が悪いと感じました。
汚れが目立ちやすい
手汗や皮脂が残るため他のマウスパッドに比べると汚れが目立ちやすいです。
滑走面を軽く指でなぞると跡がつき、手汗がつくとテカテカと光ってしまいます
手汗によってマウス操作のスムーズさが失われる
手汗などが滑走面に残ったままの状態だと滑りが悪くなり、手首や腕などをつけたマウス操作時のスムーズさが失われてしまいます。
ただし手汗や皮脂による影響はアームカバーを着用するとで軽減することができます。
コンディションがパフォーマンスに直結する
コンディションの良い悪いによって操作感が大きく変わってきます。
コンディションが良い日はVancer ACEの性能を最大限に活かすことができるため吸い付くようなトラッキングエイムに加え正確なエイムを高水準で発揮できるようになるでしょう。
しかし「エイムが安定しない」「寒くて手が震える」「敵を目で追えない」などのコンディションが悪い日は自分の思った通りの場所に狙いが定まらないエイム、敵を追い続けられないトラッキングエイムとなってしまう可能性が高いです。
バランス系のマウスパッドであればコンディションの良い悪い問わずに一定ラインのパフォーマンスを発揮できる安定感がありますがスピード系マウスパッドのVancer ACEにはありません。
バランス系マウスパッドの安定感を取るか、それともスピード系マウスパッドの爆発力を取るかは好みによるでしょう。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
Vancer ACEは厚さが4mmですが中間層が硬めのためソールが沈み込むことがほぼありません。
そのためソールのエッジ処理や厚さにそこまで神経質にならなくても問題はありませんが、快適な操作性を求める場合はエッジがしっかり丸められていて厚さ0.8mmのソールを推奨します。
ただしガラスソールとの相性は最悪のためPTFEソールとの併用を強くおすすめします。
ちなみにサードパーティ製の純PTFEマウスソールについては【EsportsTiger ICE レビュー】滑走速度に優れた純PTFEソール
ガラス製マウスソールのSuperglideについては【Pulsar Superglide レビュー】強化ガラスの超低摩擦マウスソールで詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください!
Vancer ACEの良い点、惜しい点
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたVancer ACEの良い点と惜しい点を紹介します。
Vancer ACEの良い点
- シルキーでとても滑らかな滑走面
- レインボーコーティングによる高い耐久性
- 引っかかりが全くないスムーズな操作感
- トラッキングエイムの安定感向上
Vancer ACEの惜しい点
- 汚れが目立ちやすく、手汗等で滑りが悪くなる
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- スピード系マウスパッドが好みの方
- シルキーで滑らかな手触りを求める方
- デザイン性を求める方
- ローセンシ ~ ミドルセンシの方
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【Vancer ACE】をレビューさせていただきました。
現状選択肢の少ないレインボーコーティングが施されたスピード系マウスパッドで、とても滑らかな滑走面と奇抜なデザインが特徴的です。
スムーズなマウス操作を可能にし、主にトラッキングエイムを多用するFPSとの相性が良いと言えるでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
Vancer ACEが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。