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ゲーミングマウス

【Darmoshark M3s Varun レビュー】Finalmouse Starlight-12を彷彿とさせる2K対応ゲーミングマウス

今回は【Darmoshark M3s Varun】をレビューしていきます。

 

  本記事の内容

  • カタログスペック
  • パッケージ同梱物
  • M3s Varunの特徴
  • 専用ソフトウェアの使い方
  • M3s Varunの持ち方
  • M3s Varunの使用感
  • M3s Varunはこんな人におすすめ
  • まとめ

 

  本記事の執筆者

パトス(@youlife1024

  • パトログの管理人
    (FPSとゲーミングデバイスのメディア)
  • 根っからのFPSゲーマー
    (FPS歴10年↑)
  • ゲーミングデバイス好き
    (デバイス情報がご飯のお供)

本記事を書いている僕はFPS歴10年ほど(CSGO|PUBG|APEX|VALORANT)

僕自身がデバイス好きのFPSゲーマーなので、同じFPSゲーマー目線での悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。

 

M3s Varunと名付けられたこのゲーミングマウスは、通常7,480円と低価格でありながら高いビルドクオリティに最新フラグシップセンサーのPAW3395搭載、2Kポーリングレート対応など圧倒的コストパフォーマンスを誇ります。

また形状もFinalmouse Starlight-12ライクで絶妙なくびれにほんの少し高いマウス後部によって高いフィット感が得られます。

 

この記事では、M3s Varunの特徴や筆者が実際に使ってみての使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。

それでは早速本題に移っていきます。

総合評価 (4.5)

メリット

  • Finalmouse Starlight-12ライクな形状
  • 滑りづらい表面コーティング
  • きしみやたわみのないビルドクオリティ
  • しっかりとした押し心地のクリック感
  • 2Kポーリングレート対応
  • カラーバリエーションが豊富
  • 良心的な価格設定

デメリット

  • LOLのような連続クリックを多用するゲームと相性が悪い
  • クリック部分ががたつく
  • 右クリックが少しグニッとする押し心地
  • 小さめで若干押しづらさを感じるサイドボタン

本記事はDarmoshark Japan様からサンプルを提供いただき、レビューしています。

そのため、販売品とは一部仕様が異なる場合があります。

 

カタログスペック

メーカー/ブランド ‎Darmoshark
製品名 Darmoshark M3s Varun 2K ワイヤレス ゲーミングマウス
形状 左右対称
寸法(長さx横幅x高さ) 123x63x38mm
重量 53g±2g
カラー展開 ・ホワイト
・ブラック
・レッド
・イエロー
・ピンク(販売予定)
・パープル(販売予定)
・グレイ(販売予定)
ソール 100%PTFEソール
接続ケーブル パラコードUSB-Cケーブル
ボタン 5
メインスイッチ TTC
センサー Pixart PAW3395
IPS 650
DPI 100-26000
加速度 50G
ポーリングレート 125/500/1000/2000Hz
※有線接続時は最大1000Hz
LOD 1mm/2mm
接続方式 ・USB-C(有線)
・2.4Ghz(無線)
・Bluetooth
バッテリー 【2Kモード】
・RGBライトオフ持続時間:インターバル使用約66時間
(オフィスで8時間使用後翌日また8時間の繰り返しでの想定で算出)
・連続使用時間約33時間(プレイしっぱなしの状態)
【1Kモード】
・RGBライトオフ持続時間:インターバル使用約124時間(上記同様)
・連続使用時間約62時間(上記同様)
ソフトウェア 有(Darmoshark)
保証期間 国内サポート1年保証
価格(執筆時点) ・先行予約 ¥6,980
・通常販売 ¥7,480

※バッテリーの持続時間は、実際の使用環境によってわずかに誤差が生じる場合があります。

 

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パッケージ同梱物

第一印象はパッケージのデザインにこだわってるな~ということ。

とても奇抜で特徴的なデザインが目を引きます。

 

同梱物
マウス本体 x 1
1Kドングル x 1
2Kレシーバー x 1
ワイヤレスレシーバー x 1
USB-Cケーブル x 1
交換用ソール(小) x 1
Darmoshark ステッカー x 1
グリップテープ x 1
取扱説明書

※販売品にはグリップテープが付属します。

 

M3s Varunの特徴

  • 外観/形状
  • サイズ
  • 重量
  • クリック/ボタン/スイッチ
  • センサー
  • ソール
  • ケーブル
  • レシーバー

上記のM3s Varunの特徴を一つずつ詳しく紹介していきます。

 

外観/形状

Finalmouse Starlight-12ライクな形状で、適度なくびれに少しお尻が高い左右対称ゲーミングマウスです。

マットでざらざらはしないが細かい凹凸加工が施されており、汚れが目立ちにくく、手汗をかいても滑りにくい質感になっています。

剛性も非常に高く、強く握ってもきしんだり歪んだりすることが一切ありません。

※販売品には裏面に技適認証マークがつきます。

 

サイズ

長さ ‎123mm
横幅 ‎63mm
高さ 38mm

中型マウスに位置付けされるサイズ感です。

 

  Finalmouse Starlight Pro-TenZとのサイズ比較

形状はFinalmouseのお尻をほんの少し高くしたという表現がしっくりきます。

Finalmouseは一番高い部分が中央に位置しますが、M3s Varunは一番高い部分が中央よりも後ろめになっています。

マウス後部がほんの少し高いおかげでかぶせ、つかみ持ち時に手のひらへ確かなフィット感をもたらしてくれます。

 

以下は最近のゲーミングマウスとの簡易比較です。

 

  Ninjutso Soraとのサイズ比較

 

  Lamzu Atlantisとのサイズ比較

 

  Lamzu Atlantis Miniとのサイズ比較

 

  Pulsar X2 Miniとのサイズ比較

 

  G PRO X SUPERLIGHTとのサイズ比較

 

重量

公称値 ‎53g±2g
実測値 ‎56g

重量は実測値で56gでした。

剛性と品質を保ちながらここまでの軽量化を実現しており、軽量ゲーミングマウスとして文句なしの重量といえるでしょう。

 

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クリック/ボタン/スイッチ

  • クリック
  • ホイール
  • サイドボタン
  • DPIボタン
  • RPTボタン

各種スイッチ、ボタンに説明していきます。

 

  クリック

クリック部分セパレートタイプになっており、TTCスイッチが採用されています。

しっかりとした押し心地で確かなフィードバックがあるので誤爆クリックが起こりづらく、タップ撃ちなどの指切りしやすいクリックとなっています。

先端にいくほどやわらかく、手前にいくほど硬い押し心地になります。

 

上記のような特徴からクリックを連打するLOLのようなゲームとは相性が悪いですが、FPSのようなゲームとは相性が良いです。

ただし、右クリックがRazerゲーミングマウスのように少しグニッとするのとクリック部分にがたつきがあるので、苦手な方は多いかもしれません。

 

  ホイール

エンコーダーにはTTC Goldが採用され、非常に軽い操作感でありながら静音性に優れるホイールです。

ホイールクリック音は結構高めで、ホイールが回しやすいため押し込んだ時の誤爆には注意が必要です。

 

  サイドボタン

比較的小さめで、クリック部分と同じTTCスイッチが採用されたサイドボタンです。

特に前のサイドボタンが小さいため、人によっては押しにくさを感じる部分だと感じましたが、押し心地は良好です。

 

  DPIボタン

  • 400(レッド
  • 800(ブルー
  • 1600(グリーン
  • 3200(パープル
  • 4800(オレンジ

上記はDPIの初期値となっており、DPIステージは5段階で変更可能です。

 

  RPTボタン

  • 125Hz(レッド
  • 500Hz(ブルー
  • 1000Hz(グリーン
  • 2000Hz(パープル

マウスのポーリングレートを変更するボタンで、4段階で変更可能です。

 

センサー

センサー ‎Pixart PAW3395
IPS ‎650
DPI 100-26000
ポーリングレート 125/500/1000/2000Hz
※有線接続時は最大1000Hz
加速度 50G

※センサー位置は目安になります。

 

Pixart社の最新フラグシップセンサーのPAW3395センサーが搭載されており、マウスのほぼ中央に位置します。

26000まで調整可能なDPI、650IPSのトラッキング速度と50Gの加速度で、正確なトラッキング精度を実現します。

またポーリングレートは最大2000Hzの高速低遅延接続となっており、より速い応答速度と精度の向上が見込めます。

※有線接続時の最大ポーリングレートは1000Hzになります

 

ソール

初期ソールは上下に100%PTFEソールが貼られており、滑りはまずまずといった感じです。

 

交換用ソールとして4点ソールが付属しており、厚さは実測値0.7mmとなっています。

初期ソールよりもコントロール性能を高めたい場合は付属する4点ソールへの交換をおすすめします。

 

ケーブル

ほんの少しだけ芯の残るパラコードUSB-Cケーブルです。

やわかい部類ではあるものの少し芯が残り硬いこと、有線接続すると最大ポーリングレートが1000Hzになることからわざわざ有線接続しながらの使用はしなくても良きでしょう。

 

最近のゲーミングマウスでは当たり前になってきましたが、最初からケーブルをまとめるためのバンドが付属しているためケーブルを簡単にまとめることが可能です。

このバンドがあるとないとで収納や整理のしやすさが段違いです!
パトス

 

接続端子は一般的なUSB-C端子で、多くのゲーミングマウスをはじめとし、様々な機器と互換性のある端子です。

 

レシーバー

左:1Kレシーバー 右:2Kレシーバー

1Kレシーバーと2Kレシーバーが付属します。

2Kレシーバーで1000Hzと2000Hzの使い分けができるため、基本的には2Kレシーバーを使えば困ることはないでしょう。

 

※販売品には裏面に技適認証マークがつきます。

 

2Kレシーバーと正常にペアリングできた場合はレシーバーとマウスのランプが光ります。

 

工場出荷時にペアリングされていますが、万が一開封時にうまくペアリングできない場合は以下の方法でペアリング操作を実行してみてください。

+ 2Kレシーバーのペアリング方法

背面にある3段階切替スイッチをGアイコンに切り替え、左クイック、ホイール、右クリックを同時に押すとホイールのインジケーターランプが緑に点滅し、ペアリング状態に入ります。

レシーバーとのペアリングが完了するとインジケーターランプ消灯します。

 

1Kレシーバーはマウス底面に収納することが可能です。

 

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専用ソフトウェアの使い方

記事執筆時点では専用ソフトウェアは後ほど公開予定とのこと。

ソフトウェアが公開されたら追記しますね!
パトス

 

※2023年8月5日追記

ソフトウェアのDLページが公開されました。

以下のリンクから専用ソフトウェアのDLが可能です。

M3s日本語専用ドライバーはこちら

 

専用ソフトウェアでは下記の項目を細かく設定することができます。

  • マウスボタン設定
  • ポインター設定
  • マクロ設定
  • RGBライト設定
  • Windowsのマウス設定
  • マウス設定
  • システム設定

それぞれ説明していきますね。

 

マウスボタン設定

マウスボタン設定では、マウスの5個のボタンに任意の動作を割り振ることができます。

 

ポインター設定

DPIとポーリングレートの設定が可能です。

 

マクロ設定

 

RGBライト設定

ホイールのライティングエフェクトの変更が可能です。

 

マウス設定

  • リフトオフディスタンス(LOD)
  • センサーパフォーマンス
  • スクロールの方向設定
  • E-Sportsモード
  • Windowsのシステム設定

上記の設定が可能です。

+ E-Sportsモードとは

通常マウス本体を5秒間操作しない場合、消費電力を抑えるため自動的にスリープモードに入りますが、E-sportsモードをON(開く)にするとマウス本体を操作しない場合(5秒間操作しない場合)でもスリープモードに入らなくなります。

ゲームパフォーマンスを最大限に引き出す為、自動的にスリープモード(休止状態)になる機能のON/OFFの設定です。

 

システム設定

マウス本体の設定変更が可能です。

 

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M3s Varunの持ち方

  • かぶせ持ち
  • つかみ持ち
  • つまみ持ち

代表的な3つの持ち方との相性を解説しますね。

 

手のサイズ

僕の手の大きさは長さ17cm、幅8cmであるため日本人男性の平均的な手のサイズより小さめであることを前提に話していきますね。
パトス

 

かぶせ持ち

  相性:◎

かぶせ持ちとの相性は、とても良きです。

 

手のひらにマウス後部がしっかりと収まり、絶妙なフィット感が得られます。

かぶせ持ちだと必然的に先端部分をクリックすることになるので押し心地もGOOD。

ただし手が大きめの場合、親指と小指がマウスパッドに擦れてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

つかみ持ち

  相性:◎

つかみ持ちとの相性は、とても良きです。

 

マウス後部の高さと膨らみによって持ち方が安定し、操作もしやすいです。

ただし浅めに持つ場合はクリックの押し心地が硬くなること、サイドボタンが押しづらくなることに注意が必要です。

 

つまみ持ち

  相性:△

つまみ持ちとの相性は、あまりよくありません。

 

浅く持った場合にクリックの押し心地が硬くなり、サイドボタンが押しづらくなります。

M3s Varunでつまみ持をするのはあまりおすすめできないといえるでしょう。

 

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M3s Varunの使用感

かぶせ持ち、つかみ持ちと相性が良いゲーミングマウスです。

 

適度なくびれと後部の高さのおかげでかぶせ持ち、つかみ持ち時に絶妙なフィット感と操作性の良さが生まれます。

Finalmouse Starlight-12ライクな形状で、「Finalmouseにもう少し高さがほしい!」と思っている方は試す価値があるでしょう。

 

表面のマット加工は汗に強く滑りづらい、汚れが目立ちにくいといった文句なしのクオリティ。

50g台の重量は長時間使っていても手首の負担も限りなく少ないです。

 

クリックに採用されているTTCスイッチは比較的硬く、しっかりとした押し心地です。

そのため連続クリックを多用するLOLのようなゲームには不向きですが、FPSでのタップ撃ち時の指切りはしやすく、誤爆クリックを防ぐことができます。

 

ホイールクリック時には誤爆に気をつけなければいけないが、軽く回しやすい操作感です。

前側のサイドボタンが小さく、誤爆や押しづらさを感じることがあるため、サイドボタンに重要なコマンドを割り振っている方は注意が必要です。

 

3接続形式で50g台と軽量ながら、シェルにきしみなどがない剛性の高さも魅力的。

2Kポーリングレートは体感するものではありませんが、理論上1Kポーリングレートよりも高速で低遅延な接続をもたらしてくれます。

フリック系やトラッキング系どちらでも十分に性能を発揮できるゲーミングマウスだといえるでしょう。

 

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M3s Varunはこんな人におすすめ

おすすめ

  • Finalmouse Starlight-12形状が好み
  • しっかりとした押し心地のクリック感がほしい
  • 安価で高性能なゲーミングマウスがほしい

 

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まとめ

今回は【Darmoshark M3s Varun】をレビューさせていただきました。

 

これだけ高品質・高性能な作りで2K対応を備えておきながら価格が通常7,480円に設定されている良い意味でバグっているゲーミングマウスです。

Finalmouse Starlight-12の後部をほんの少し高くしたような形状で、グリップ時に高いフィット感をもたらしてくれます。

またユーザーの多種多様な要望にもこたえられるようなカラーバリエーションの豊富さも魅力的といえるでしょう。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

この記事が、M3s Varunを気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

以上、パトス(@youlife1024)でした。

総合評価 (4.5)

メリット

  • Finalmouse Starlight-12ライクな形状
  • 滑りづらい表面コーティング
  • きしみやたわみのないビルドクオリティ
  • しっかりとした押し心地のクリック感
  • 2Kポーリングレート対応
  • 良心的な価格設定

デメリット

  • LOLのような連続クリックを多用するゲームと相性が悪い
  • クリック部分ががたつく
  • 右クリックが少しグニッとする押し心地
  • 小さめで若干押しづらさを感じるサイドボタン

 

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