今回は【GITOPER G2 Mousepad】をレビューしていきます。
本記事の内容
- カタログスペック
- パッケージ同梱物
- G2 Mousepadの特徴
- マウスソールとの相性
- G2 Mousepadの使用感
- G2 Mousepadはこんな人におすすめ
- まとめ
本記事の執筆者
パトス（@youlife1024）
- パトログの管理人
(FPSとゲーミングデバイスのメディア) - 根っからのFPSゲーマー
(FPS歴10年↑) - ゲーミングデバイス好き
(デバイス情報がご飯のお供)
本記事を書いている僕はFPS歴10年ほど（CSGO｜PUBG｜APEX｜VALORANT）
僕自身がデバイス好きのFPSゲーマーなので、同じFPSゲーマー目線での悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
G2 Mousepadは新興メーカー「GITOPER」より発売されたマウスパッドです。
手汗や湿気に強いハイブリッドマウスパッドで、あまり種類の少ない3.5mmの厚さとアルファセルを謳う赤黒の斑点模様の滑り止めが特徴的です。
この記事では、G2 Mousepadの特徴や筆者が実際に使ってみての使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきます。
総合評価 （4.0）
メリット
- 疾風乙に似た初動が速く、軽快な滑り
- 滑走安定性とクッション性を兼ね備える3.5mmの厚さ
- 湿気によって滑りが悪くなることがない
- 丸まった梱包なのに巻き癖がない
デメリット
- アームカバーとの相性はあまりよくない
- やや太く、滑走面との段差があるエッジ
- 割とズレやすい滑り止め
本記事はGITOPER様から発売前のサンプルを提供いただき、レビューしています。
そのため、正式に発売された製品とは一部仕様が異なる場合があります。
目次
カタログスペック
| メーカー/ブランド | GITOPER |
| 製品名 | GITOPER G2 ESports Gaming Mousepad -XL |
| サーフェス | ポリハイブリッド表面 |
| ベース | アルファセル （高密度ポリウレタン） |
| 寸法（幅x奥行x厚さ） | XL：490x420x3.5mm |
| カラー展開 | Black/Red （表面：黒/裏面：赤） |
| 価格（執筆時点） | $29.99 |
パッケージ同梱物
| 同梱物 |
| GITOPER G2 ESports Gaming Mousepad -XL x 1 |
Everybody, GITOPER G2 mousepad has been packed and shipped @GITOPER pic.twitter.com/n47zLcwh4o
— GITOPER (@GITOPER) June 20, 2023
G2 Mousepadの特徴
上記のG2 Mousepadの特徴を一つずつ詳しく紹介していきます。
外観・サイズ
| 寸法（幅x奥行x厚さ） | XL：490x420x3.5mm |
| カラー展開 | Black/Red （表面：黒/裏面：赤） |
黒を基調としたシンプルな見た目です。
いただいたサンプルではタグが滑走面に干渉していましたが、製品版では改良されてタグがなくなり右下にロゴがプリントされています。
GITOPER G2 mousepad Non-slip base for esport gaming @GITOPER @mousepad pic.twitter.com/1YPfX2Ky0I
— GITOPER (@GITOPER) June 8, 2023
厚さ・中間層硬度
| 厚さ | 3.5mm |
| 中間層硬度 | SOFT～MID |
硬度の目安
- XSOFT：とても柔らかい
- SOFT：柔らかい
- MID：硬い
厚さは3.5mmで中間層はやわらかすぎず硬すぎずといった印象です。
反発感が強く、沈み込みを感じることがありません。
また長時間の使用でも手首が痛くなることもありませんでした。
巻き癖
丸まった状態で梱包されていますが、開封直後から巻き癖はありませんでした。
滑走面
| 滑りやすさ | ◯ |
| 止めやすさ | ◯ |
| 手触り | 粗い（ザラザラ） |
| タイプ | バランス～スピード |
表面はポリハイブリッド素材が使われており、手触りは結構ザラザラとしています。
例えるならPulsarのES1よりザラザラしており、ARTISANの疾風乙に似ている手触りです。
手首や腕が擦れるほどのザラつきはありませんが、多少アームカバーの引っかかりは感じるほどです。
エッジ
エッジはやや太く、滑走面との段差がありますが、縫い目のほつれなどはありませんでした。
底面
斑点状の滑り止めで、公式スペックにはアルファセル（高密度ポリウレタン）が使われていると表記されています。
筆者はアルファセルと聞いてPulsarやPureTrakのような机に吸着し一切ズレない滑り止めを想像したんですが、G2 Mousepadは机に吸着するほどのの滑り止めではありませんでした。
そのため激しいマウス操作時には頻繁にマウスパッドがズレてしまいます。
ただし、アルファセルが使われているマウスパッドに多い静電気が発生するということはありませんでした。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
今回試したソールの種類は以下の通りです。
| G PRO X SUPERLIGHT （EsportsTiger Arc1） |
◯ |
| Atlantis mini （初期4点ソール） |
◯ |
| 汎用丸形ソール | ◯ |
G PRO X SUPERLIGHTのような面積の広いソールから汎用丸形ソールのような面積の狭いソールまで、様々な形状のソールと相性が良きです。
G2 Mousepadの使用感
使用環境
- G PRO X SUPERLIGHT（EsportsTiger Arc1）
- Atlantis mini（初期4点ソール）
- 汎用丸形ソール
G2 Mousepadはバランス～スピードタイプのマウスパッドの印象を受けました。
初動が速く、反発感が強いおかげで沈み込みを感じない滑走面です。
そのため安定したマウス操作が可能なことに加えて止め性能も申し分ないです。
手触りもそうですが、滑りに関してもARTISANの疾風乙に似ていると感じました。
厚さ3.5mmは沈み込みがなく、適度なクッション性もあるので好む方も多いはずです。
滑り止めに関してアルファセル素材と言われてはいるもののPulsarやPureTrakのような机に吸着するアルファセルではありません。
机には吸着せず、激しいマウス操作時にはマウスパッドがズレてしまう点には注意が必要です。
ここまで挙げてきた特徴以外で筆者が個人的にすごいなと感じたのは、湿度が80%を超える環境下でも滑りの変化がないことでした。
湿気による滑りの変化を懸念されている方には特におすすめできるマウスパッドだと感じました。
全体を通してバランス系のマウスパッドを扱える方は問題なく使うことができるマウスパッドでしょう。
G2 Mousepadはこんな人におすすめ
- 疾風乙のような軽快な滑りがほしい
- 厚さ3.5mmが好み
- 湿気による滑りの変化を抑えたい
上記のような考えを持っているなら購入して損はしないでしょう。
まとめ
今回は【GITOPER G2 Mousepad】をレビューさせていただきました。
疾風乙を彷彿させるような軽快な滑り、湿気によって滑りが悪くならないことが非常に良きなポイントだと思います。
あまり種類の少ない厚さ3.5mmで「SOFTだとちょっと柔らかそうだし、MIDだと硬そうだし」という悩みにピンポイントでささるマウスパッドです。
また2023年6月に国内正規代理店が決まっており、本記事でレビューさせていただいたG2 Mousepadは2023年7月に国内販売が予定されているようです。
【新製品取り扱いのお知らせ】
この度GrowthArtsはGITOPER
(@GITOPER)
国内正規販売代理店となりましたことをご報告いたします。マウスパッドにつきましては７月上旬
マウスにつきましては現在調整中で８月頃に取り扱いを開始する予定となっております。 pic.twitter.com/J3SwjlyvLC— GrowthArts (@GrowthArts) June 16, 2023
ここまでご覧いただき、ありがとうございました！
この記事が、G2 Mousepadを気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
以上、パトス（@youlife1024）でした。
総合評価 （4.0）
メリット
- 疾風乙に似た初動が速く、軽快な滑り
- 滑走安定性とクッション性を兼ね備える3.5mmの厚さ
- 湿気によって滑りが悪くなることがない
- 丸まった梱包なのに巻き癖がない
- 静電気が発生しない
デメリット
- アームカバーとの相性はあまりよくない
- やや太く、滑走面との段差があるエッジ
- 割とズレやすい滑り止め
