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ゲーミングキーボード

【Everglide SU68 レビュー】高精度とデザイン性を兼ね備えた磁気ゲーミングキーボード

 

今回は【Everglide SU68】をレビューしていきます。

 

  本記事の内容

  • スペック
  • パッケージ同梱物
  • Everglide SU68の特徴
  • Everglide SU68を分解してみた
  • ソフトウェア
  • Everglide SU68の使用感
  • Everglide SU68 まとめ

 

  本記事の執筆者

パトス(@youlife1024

  • パトログの管理人
    (FPSとゲーミングデバイスのメディア)
  • 根っからのFPSゲーマー
    (FPS歴10年↑)
  • ゲーミングデバイス好き
    (デバイス情報がご飯のお供)

本記事を書いている僕はFPS歴10年ほど(CSGO|PUBG|APEX|VALORANT)

僕自身がデバイス好きのFPSゲーマーなので、同じFPSゲーマー目線での悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。

 

  パトスのキーボードの好み

  • こだわり:矢印キーがあること
    (ゲーム、普段使いの両立)
  • キー配列:英語配列
    (キーキャップの選択肢が多い)
  • キースイッチ:リニア
    (ド安定の心地良い打鍵感)

 

最短AP/RT 0.02mm、デッドゾーン0を実現し、デザイン性や内部構造も考えられた磁気ゲーミングキーボードです。

 

同社の糯米飯磁気スイッチ(通称お米スイッチ)による軽快な打鍵感、高精度モードや超遅延モードなど、これでもかというぐらい機能が詰め込まれています。

 

また、今後発売予定の万磁王軸に交換することでRT0.01mmに対応予定とのことで、購入後にも機能をアップデートできる将来性も持ち合わせています。

 

この記事では、Everglide SU68の特徴や筆者が実際に使ってみての使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。

 

それでは早速本題に移っていきます。

 

本記事はUnique Device Finds様からサンプルを提供いただき、レビューしています。

 

スペック

メーカー/ブランド Everglide
製品名 Everglide SU68
サイズ 65%(68キー)
寸法
(奥行x横幅x高さ)
-
重量 -
ケース CNCアルミケース
マウント方式 ガスケットマウント
カラー/デザイン展開 黒色
白色
藍色
紫色
銀色
透明
赤色
プレート -
スタビライザー プレートマウント
タイピング角度 -
キー配列 英語配列
キーキャップ PBT
キースイッチ 糯米飯磁気スイッチ
押下圧 38g-48g
最短アクチュエーションポイント 0.02mm
最短ラピッドトリガー 0.02mm
※9月に発売予定の万磁王軸に交換することでRT0.01mmに対応予定
接続ケーブル USB-C データケーブル
接続方式 有線
ポーリングレート 8000Hz
ライティング RGBあり
ソフトウェア あり
Fnリマップ 非対応
保証期間 1年間
価格(執筆時点) ¥27,500

 

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パッケージ同梱物

同梱物
組み立て済みキーボード本体 x 1
データケーブル x 1
キーキャッププラー x 1
クローバーパネル x 1
ネジ穴隠し? x 4

 

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Everglide SU68の特徴

  • 外観
  • サイズ
  • 重量
  • キー配列
  • キースイッチ
  • キーキャップ
  • スタビライザー
  • 打鍵音
  • 滑り止め
  • ケーブル

 

Everglide SU68の特徴を一つずつ詳しく紹介していきます。

 

外観

 

今回使わせていただいたのは、ティファニーブルーカラーです。

 

CNCアルミフレームが採用され、高級感溢れる見た目、裏面のクローバーが可愛らしいワンポイント・アクセントとなっています。

 

フレームの間にはガスケットマウントとRGB透過を担う素材が使われています。

 

 

角はしっかりと丸められており、マウスや手をぶつけてしまった場合でも傷つけてしまう心配がありません。

 

僕はマウスの操作範囲とキーボードが近いので、よくキーボードにマウスをぶつけてしまうのですが、SU68はぶつけても傷がつきにくいため安心してぶつけられます←?

 

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サイズ

奥行 110‎mm(実測値)
横幅 320mm(実測値)
高さ 30mm(実測値)
サイズ 65%
タイピング角度 6°(実測値)

 

サイズ感は上記の通りですが、実測値のため参考程度にお願いします。

 

コンパクトでありながら、カーソルキーがついた65%サイズです。

 

Fキーは不要だけど、カーソルキーは必要な方におすすめなサイズ感ですね。

 

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重量

公称値 -
実測値 1274.4g

 

重量は実測値で1274.4g(約1.28kg)

 

しっかりとした重さでデスク上に固定されるため、使用時の安定感の高さや打鍵感の良さを感じられます。

 

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キー配列

配列 英語配列
キー数 68キー
1u Esc
一般キー
右Alt
右Ctrl
Fn
カーソルキー
1.25u 左Ctrl
左Alt
Win
1.5u Tab
|\
1.75u Caps Lock
右Shift
2u Backspace
2.25u 左Shift
Enter
2.75u -
6.25u Space

※u:Unitの略

 

英語配列の68キーとなります。

 

各キーキャップのサイズは上記の通りになります。

 

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キースイッチ

スイッチ ‎Everglide 糯米飯磁気スイッチ
スイッチタイプ リニアタイプ
耐久性 -
押下圧 トリガー:38g
ボトムアウト:48g
キーストローク 3.4mm
底面極性 N極

 

キースイッチには同社の糯米飯磁気スイッチが採用されています。

 

軸ブレの少なさや底面が塞がれていることによる安定性と軽快な打鍵感が特徴的です。

 

ちなみにKS-20T Jade スイッチのパチパチとした麻雀サウンドに近しいです。

 

 

底面磁石の極性はN極になります。

 

 

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キーキャップ

材質 ‎PBT
印刷技術 -
プロファイル -
厚み 1.3mm

 

PBT素材が使われたキーキャップです。

 

 

厚みは実測値で1.3mmです。

 

一般的な厚みで、打鍵音は高音傾向になります。

 

 

一応スペースバーは一番薄いところで1.3mm、一番厚いところで1.6mmでした。

 

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スタビライザー

 

スタビライザーは工場ルブが施されたプレートマウント式です。

 

おそらく同社のスタビライザーなんじゃないかと思いますが、擦れ感やブレもなく、そのままでも不満なく使えるため、自分でHolee modやルブしなおしを行わなくていいのが好印象です。

 

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打鍵音

 

ケース内部にて、フォームやら何やらでぎっしりと詰め込まれているおかげか、カタカタと非常に心地良い打鍵音となっています。

 

もちろん内部反響音もなく、個人的にはルブし直しや内部にフォームを足したりする必要性は皆無だと感じました。

 

実際の打鍵音は以下の動画を参考にしてみてください。

 

  Everglide SU68の打鍵音

 

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滑り止め

 

細長いゴム製の滑り止めが4か所に付いています。

 

可もなく不可もなく一般的な滑り止めですが、キーボード自体の重さもあるため、特にズレてしまうようなことはありません。

 

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ケーブル

コネクタタイプ ‎USB-A to USB-C
長さ 1.5m(実測値)

 

‎USB-A to USB-Cコネクタのデータケーブルが付属します。

 

長さは実測値で1.5mと標準的な長さで、ビニールケーブルのように硬めで取り回しはしづらいです。

 

じゃあ他のケーブルを使えばいいじゃないか、と思うかもしれませんが、非純正ケーブルを使用した場合には正常に動作しない場合があると明記されています。

 

実験的にWooting純正ケーブルを使用して動作確認をしてみましたが、Wooting純正ケーブルでは体感上、正常に動作していることを確認できました。

 

ただし、非純正ケーブルを使用する際は自己責任になりますね。

 

 

ケーブルには収納に便利なバンドが付属しています。

 

このバンドはまとめるときにとても便利なので、地味にありがたい。

 

 

差し込み口はキーボード中央になります。

 

今まで差し込み口が左側のキーボードを使っている方は、ケーブルの配置が変わる可能性があるので注意が必要です。

 

 

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Everglide SU68を分解してみた

 

内部構造確認のため、分解してみました。

 

分解しても保証はなくならないですが、分解時のパーツ紛失/破損等は保証対象外になるので、分解は自己責任になります。

 

必要なもの

  • プラスドライバー
  • トルクスドライバー

 

 

プラスドライバーは基盤のネジを、トルクスドライバーはケース背面のネジを回すために必要になります。

 

内部構造

 

とてもぎっしり詰まっていて、内部反響音を一切ださないほどです。

 

 

ガスケットマウント構造はこんな感じです。

 

ケースとの間にプラスチックの土台をかませ、ガスケットマウントとして機能させているようです。

 

ちなみにガスケットマウントのパーツとなる透明なシリコンは紛失しやすいので取り扱いには細心の注意を払う必要があります。

 

僕は何度かふっとばしてしまい、探すのに一苦労しました。

 

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ソフトウェア

 

直接のダウンロードリンクはこちらから。

販売ページからはこちらから。

 

※記事執筆時点では日本語未対応

 

ソフトウェアでは下記の項目を細かく設定することができます。

 

  • Home
  • Key Range
  • Calibration
  • Programming
  • Light
  • Setting

※バージョンによって画面の表示内容が異なる場合があります

 

Home

 

Fnレイヤーの確認を行うことができます。

 

個人的によく使うのが、Fn + G/H/Jですね。

 

普段使い用とゲーム用とでキーのAP/RTを変更するためのレイヤー変更として頻繁に使用しています。

 

Key Range

 

レイヤーごとにキーのAP/RTを設定することができます。

 

TrigがAP、ReleaseがRT、Headがデッドゾーンを表しているはず。

 

Calibration

 

キースイッチの調整/確認を行います。

 

主に使い始めやキースイッチの交換をした際に正常に動作されるための調整を行います。

 

搭載されているスイッチでキャリブレーションを行う場合は、Riceをクリックしてからキャリブレーションを行います。

 

Programming

 

レイヤーごとにキー事に個別の機能を割り振ることができます。

 

Light

 

RGBの光り方を変更することができます。

 

項目をクリックすると詳細設定画面に移り、自分好みの光らせ方を設定することが可能です。

 

  RGBライティング

 

Setting

 

キーボード自体の設定画面です。

 

画面左上でモード選択が可能で、高精度なEyeモードと超低遅延なBeastモードなど好みで選択が可能です。

 

動作が不安定な場合はFPS Enhanceをオフにするか、RT値の微調整が推奨されています。

 

 

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Everglide SU68の使用感

 

全体的に高品質な作り

ケースの作り、主に角がしっかりと丸められている点は非常に良いポイントです。

 

マウスを振った際に、万が一キーボードの角にマウスがぶつかってしまったとしても傷がつきにくいです。

 

また、打鍵時の内部反響音が発生しないよう内部構造も考えられており、スタビライザーの擦れ感やカチャカチャ感もないため、ストレスなく使用できます。

 

高精度キーボードの中でも入力切れがなく、安定感がある

SU68はデッドゾーンなし、AP/RTを最短0.02mmに設定できる高精度キーボードになりますが、入力切れが発生することなく、安定感があります。

 

比較対象として同じ高精度キーボードのHM66の場合、値を0.02mm以下に設定していると意図しない入力切れが発生してしまうことがありました。

 

ただSU68は設定できる最短値でも入力切れが発生せず、キーを深くまで押し込み、指でぐりぐりとしても入力が途切れることはありませんでした。

 

また、僕は個人的に分解を行い、再度組み立て直しをしましたが、それでも入力切れが起こることなく、安定した動作は変わらずでした。

 

一度でも入力切れが発生してしまうと、ゲームプレイ中に「このタイミングで入力切れが起きたらまずい」という考えが脳裏によぎってしまい、集中力を乱す原因になりかねません。

 

そういう心配が皆無というのもSU68の魅力の一つとも言えるでしょう。

 

RGB:ONだと本体が熱を持ち、精度に影響を及ぼす可能性がある

RGBをONにしていると、徐々に本体が熱を持ち始めます。

 

今の時期、そして僕の環境で約1か月間ほど使用して、本体の熱の影響で誤動作が起きたことはありませんでしたが、今後どうなるかはわかりません。

 

一応RGBをOFFにすると本体に熱を持つことはなかったため、少しでも気になる方はRGBをOFFにしてみるのがいいかもしれません。

 

スリープモードからの復帰時間が長い

PCの立ち上げ時、一定時間キーボード操作がなかったときにスリープモードのような状態に入るのですが、そこから入力できる状態になるまで若干のタイムラグがあります。

 

時間にすると3~5秒ぐらいですかね。

 

特段操作に悪影響を及ぼしたり、インゲームの操作に支障をきたすことはないので、その点は心配いりません。

 

PCの電源を切ってもRGBは点灯したまま

一般的なキーボードはPC自体の電源を切るとRGBもOFFになると思いますが、SU68はPCの電源を切ってもずっとRGBが点灯したままになるんですよね。

 

これが意外と気になりまして、寝る時にも点灯しているので最後の方はケーブルを抜いておくかRGBをオフにしていました。

 

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Everglide SU68 まとめ

 

Everglide SU68をまとめると以下のとおりです。

 

総合評価 (4.5)

メリット

  • 高品質な作りとデザイン性
  • カラーバリエーションが豊富
  • 高精度なのに安定感がある
  • ケースの角がしっかり丸められている
  • カタカタと心地良い打鍵感/打鍵音

デメリット

  • RGB:ONで本体が熱を持つ
  • 取り回ししづらいデータケーブル

 

今回は【Everglide SU68】をレビューさせていただきました。

 

高精度とデザイン性、将来性もあるキーボードです。

 

入力切れがなく、安定感があるため、特に精度を重視したい方にもおすすめできるキーボードですね。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

 

Everglide SU68を気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。

 

以上、パトス(@youlife1024)でした。

 

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パトス

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