本記事の内容
- そもそもOrigin One Xって?
- 実際に開封
- カタログスペック
- Origin One Xの特徴
- Origin One Xの持ち方
- Origin One Xの使用感
- Origin One Xのメリット、デメリット
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は【Ninjutso Origin One X】をレビューしていきます。
IEにインスパイアされた形状が軽量で持ちやすいサイズ感となっているのがOrigin One Xです。
IEとは
2002年にマイクロソフトから発売され、ゲーマーを中心に絶大な人気を獲得したマウス。
正式名称は「Intelli Mouse Explorer 3.0」
ソリッドシェルが採用された右手用ワイヤレスゲーミングマウスで重量は軽量クラスの66g。
ここまでそろっているワイヤレスゲーミングマウスは珍しく、穴あきマウスが苦手な人の有力な選択肢になるといっても過言ではありません。
この記事ではOrigin One Xの特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは前置きはこの辺にして早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもOrigin One Xって?
「伝説」が、より軽く、より小さくなって帰ってきました。
世界最軽量のワイヤレスエルゴゲーミングマウス「Origin One X」は、IEにインスパイアされた伝説的な形状と、66gの超軽量の非ハニカムデザインにより、瞬時にエイムを向上させることができます!
そして、これはほんの始まりに過ぎません。
PAW3335センサー、Kailh GM8.0スイッチ、バージンPTFEソール、USB-Cケーブルによる充電など、完璧なショットを決めるための必要な機能がすべて搭載されています。引用元:ふもっふのおみせ
Ninjutsoから発売されているワイヤレスゲーミングマウス。
他のゲーミングマウスに少ない軽量で穴があいていないソリッドシェル採用の右手用エルゴノミクスデザインというのが大きなポイント。
実際に開封
同梱物 |
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Origin One X x 1 |
USB Receiver x 1 |
USB Adopter x 1 |
パラコードUSB-Cケーブル x 1 |
交換用PTFEソール |
取扱説明書 |
カタログスペック
メーカー | Ninjutso |
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製品名 | Origin One X Wireless Ultralight Gaming Mouse |
形状 | 右手用エルゴノミクスデザイン |
寸法(長さ x 幅 x 高さ) | 121.3 x 63 x 40(mm) |
重量 | ・公称値:66g ・実測値:66g |
カラー展開 | ・Black ・White |
ソール | Virgin PTFE(交換用ソール付属) |
接続ケーブル | パラコードUSB-Cケーブル |
ボタン | 6 |
スイッチ | Kailh GM 8.0スイッチ |
センサー | Pixart PAW 3335 |
IPS | 400 |
DPI | 400/800/1600/3200 |
加速度 | 40g |
レポートレート | 125/500/1000(Hz) |
デバウンスタイム | - |
LOD | 1mm |
接続方式 | ・2.4GHz RF(無線) ・USB(有線) |
バッテリー | 48時間 |
ソフトウェア | 無 |
価格 | ¥ 11,580(2022年6月時点のふもっふのおみせ販売価格) |
Origin One Xの特徴
- 外観
- 形状
- サイズ
- 重量
- ボタン
- センサー
- ソール
- ケーブル
上記のOrigin One Xの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
ソリッドシェルが採用されています。
そのため穴があいているマウスが苦手な人の選択肢となり得るでしょう。
目立った点としては右側の膨らみが抑えめになっており、手にしっかりと収まるフィット感がありました。
形状
IE形状にインスパイアされた右手用エルゴノミクスデザイン。
IEよりもより軽く、より小さくなって扱いやすくなっています。
サイズ
※ロジクール GPRO X SUPERLIGHTとの比較
※Pulsar Xlite V2 Wirelessとの比較
- 長さ:121.3 mm
- 幅:63 mm
- 高さ:40mm
重量
- 公称値:66g
- 実測値:66g
ソリッドシェル採用で本体に穴をあけていないにもかからわず軽量化を実現されています。
同じくソリッドシェル採用のLogicool GPRO X SUPERLIGHTの重量が63gということでソリッドシェルのワイヤレスゲーミングマウスの中では最軽量クラスといっても過言ではないでしょう。
ボタン
- クリック
- ホイール
- サイドボタン
- DPIボタン
それぞれ説明していきますね。
クリック
最大8000万クリックまで使えるKailh GM 8.0スイッチが搭載されています。
軽いクリック感ですがしっかりとしたフィードバックもあり、クリック音は低めの「カチッ」という音です。
クリック部分も奥側と手前側で違いがほぼないためつまみ持ちでマウスを浅く持ったとしても問題なくクリックすることができ、右クリックと左クリックのクリック感に差がありません。
ホイール
ノッチ感が強めで1スクロールごとがしっかりとしています。
連続スクロールも回りすぎたりせずキチンと止まってくれます。
音は低めの「コリコリ」といった音です。
サイドボタン
表面がツルツルしており、少しバネ感が強い押し心地で「カチカチ」といった音です。
二つのサイドボタンの押し感の違いはほぼありませんでした。
DPIボタン
Origin One Xはソフトウェアがなくドライバ不要なプラグ・アンド・プレイ仕様となっています。
プラグ・アンド・プレイ
PCに差し込んだだけで自動的に設定を行う仕組みのこと。
そのためDPIの変更は裏のDPIボタンを押すことで変更が可能です。
DPI:400/800/1600/3200
センサー
センサー | Pixart PAW 3335 |
---|---|
IPS | 400 |
DPI | 400/800/1600/3200 |
レポートレート | 125/500/1000(Hz) |
加速度 | 40g |
DPIは裏面のボタン、レポートレートは二つのサイドボタンを3秒長押しすることで変更が可能。
ソール
バージンPTFEのソールです。
快適な滑りですがエッジ処理の関係かマウスパッドに強く押し込んだ際に引きずり感があります。
ソールの接着面に隙間があり、マウスパッドの繊維が結構絡まるのが気になるポイントでした。
ケーブル
パラコード仕様のUSB-Cケーブルです。
とても柔軟性に優れており、取り回しが良いです。
最初からケーブルにバンドが付属しているため、ケーブルを簡単にまとめることも可能です。
先端に接続するアダプタが少し重めで滑り止めがついていないためデスク上から落下する可能性があるので注意が必要です。
Origin One Xの持ち方
- かぶせ持ち
- つかみ持ち
- つまみ持ち
代表的な3つの持ち方との相性を解説しますね。
かぶせ持ち
- 相性:◎
- 推奨:◯
かぶせ持ちとの相性はとても良いです。
ただしこれは筆者の手の大きさ(長さ17cm、幅8cm)での話なので筆者より手が大きい人からすると少し小さいと感じることでしょう。
マウスの高さが39.9mmなので全体をしっかりかぶせて持てることができます。
つかみ持ち
- 相性:◎
- 推奨:◎
つかみ持ちとの相性はとても良いです。
つかみ持ちに関しては手が小さい人から大きい人まで持ちやすいと感じることができるでしょう。
二つのサイドボタンの下に親指が位置し、自然でスムーズにサイドボタンを押すことが出来ます。
親指と薬指でしっかりとホールドすることができ、フィット感と操作性の両立が一番感じられる持ち方でしょう。
つまみ持ち
- 相性:◯
- 推奨:◯
つまみ持ちとの相性は良いです。
サイズ感もつまみ持ちと相性がよく、クリックする場所が奥側でも手前川でもクリック感がほぼ同じのためつまみ持ちで浅めの位置でクリックしたとしても問題がありません。
ただし浅めに持った場合は奥側のサイドボタンが押しづらく感じるため注意が必要でしょう。
Origin One Xの使用感
- ソリッドシェル採用の最軽量クラスのゲーミングマウス
- 左右でどこをクリックしてもほぼ同じクリック感
- 気持ちのいい操作感のマウスホイール
- 惜しいところが残るソール
- バッテリーの減りが早め
上記の筆者が感じたOrigin One Xの使用感を一つずつ解説していきますね。
ソリッドシェル採用の最軽量クラスのゲーミングマウス
はじめに筆者は丸い穴が本体にあいているゲーミングマウスが苦手で、理由は穴の部分に汚れが溜まりやすくお手入れがめんどうくさいからです。
そのため筆者のゲーミングマウスを選ぶ基準にソリッドシェルが採用されていることが最優先事項となります。
上記をふまえた上でOrigin One Xはソリッドシェル採用で66gという穴あきマウスに負けないほどの軽さを兼ね備えており、この二つを実現しているワイヤレスゲーミングマウスは貴重です。
表面もマットな質感で汚れがつきにくいのもポイントが高いです。
左右でどこをクリックしてもほぼ同じクリック感
ゲーミングマウスによっては左と右でクリック感が違ったり、クリックする場所によって力加減が変わるものがありますがOrigin One Xは左右で同じクリック感、どこをクリックしてもほぼ同じクリック感となっています。
そのためマウスを浅く持ったり深く持ったりしても変わらないクリック感でプレイすることができます。
気持ちのいい操作感のマウスホイール
1スクロールごとのノッチ感がしっかりしており、ホイールをまわす感覚がわかりやすいです。
ただしまわしやすいホイールの反面、強くホイールを押し込むとスクロールされてしまうことがあるので力加減はほどほどに。
惜しいところが残るソール
マウスソールなのか、それとも裏面のDPIボタンなのかわかりませんがマウスを強くマウスパッドに押し込んだ際に引きずりを感じるとともに擦れるような音がします。
ソールの接着面も隙間があり、ほこりやマウスパッドの繊維などが絡まることが見た目が悪いのと滑りに悪影響がでそうなところがマイナスポイントでした。
バッテリーの減りが早め
フル充電で48時間の連続使用ができるバッテリーですが意外と気持ち早めでバッテリー切れを起こします。
というのもGPRO X SUPERLIGHT等の充電が最大70時間ほどのため他のゲーミングマウスのバッテリー時間に慣れてしまうとOrigin One Xのバッテリーが少なく感じてしまうからです。
使い終わったら充電しておけば問題はないですが、毎回毎回充電しておくのってめんどうくさいじゃないですか(笑)
くれぐれもFPS中にバッテリー切れを起こして撃ち合いに負けることのないように気を付けましょう!
Origin One Xのメリット、デメリット
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたOrigin One Xのメリットとデメリットを紹介します。
Origin One Xのメリット
- ソリッドシェル採用で本体に穴があいていない
- 左右で同じクリック感
- 最軽量クラスの66g
- どんな持ち方とも相性が良い
Origin One Xのデメリット
- ソールのエッジ処理の関係で多少の引きずり感がある
- 他のワイヤレスゲーミングマウスと比べるとバッテリー時間が短め
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- 右手用エルゴノミクスデザインが好きな方
- 穴あきマウスが苦手な方
- ソリッドシェルで軽量マウスを探している方
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【Ninjutso Origin One X】をレビューさせていただきました。
バッテリーの時間やソールに関して若干ネガティブな印象はありますが、本体の作りや採用されているスイッチやパラコード仕様のケーブルと全体的なクオリティは高く、穴あきマウスが苦手でソリッドシェルが採用されたマウスが好みの方にとっては最有力候補となり得るでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
Origin One Xが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。