今日はこんな悩みを解決します。
本記事の内容
- ゲーミングマウスと普通のマウスの違い
- ゲーミングマウスのメリット、デメリット
- 普通のマウスのメリット、デメリット
- 筆者が感じた一番の違い
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は、ゲーミングマウスと普通のマウスの機能や特徴の違いやメリット・デメリットなどを解説します。
PCでFPSゲームをやるには、ゲーミングマウスと普通のマウス、どちらでも楽しむことはできます。
ただし、ゲーミングマウスと普通のマウスの性能を比較すると、普通のマウスよりゲーミングマウスの方が性能は良いです。
そして、「撃ち合いに勝ちたい!」「もっとうまくなりたい!」場合は、ゲーミングマウスは必須になってくるでしょう。
なぜならゲーミングマウスは、PCゲームをするために特化しており、普通のマウスにない機能や特徴も備わっているため、aimのやりやすさが格段に違うからです。
「ゲーミングマウスをこれから使ってみたい!」「ゲーミングマウスを使ってたけど明確な違いってなんだろう...」という人は最後までじっくりと読んでみてください。
前置きはこの辺にして、さっそく本題に移っていきますね!
目次
ゲーミングマウスと普通のマウスの違い
筆者がゲーミングマウスと普通のマウスを使ってみて感じた違いは下記の通りです。
ゲーミングマウス | 普通のマウス | |
---|---|---|
価格 | 高価 | 安価 |
用途 | 普段使い・FPSゲーム→〇 | 普段使い→〇 FPSゲーム→△ |
無線 | 高価で種類が少ないが、遅延がない | 安価で種類が多いが、遅延がある |
重さ | 近年は軽量化が主流 | 重さは意識されない |
耐久性 | ◎ | 〇 |
クリック感 | ◎ | 〇 |
センサー | 高性能 | 標準性能 |
DPI | 詳細に変更可能 | 多くが変更不可 |
ポーリングレート | 段階ごとに変更可能 | 多くが変更不可 |
ライティング | あり | なし |
ソフトウェア | あり | ない(一部を除く) |
項目ごとに詳しく解説していきますね。
価格
ゲーミングマウス:高価
普通のマウス:安価
多くのゲーミングマウスは、約5,000円~約15,000円ぐらいが相場になってきます。
普通のマウスは、数百円~数千円まで値段がピンキリです。
用途
ゲーミングマウス:普段使い・FPSゲーム→〇
普通のマウス:普段使い→〇 FPSゲーム→△
ゲーミングマウスは、PCゲームをするために特化されたものですが、普段使いもできます。
手にフィットするような設計や専用のソフトウェアを使ってサイドボタンにショートカットキーを割り振ることによって、作業の効率化を高めることもできます。
普通のマウスは、ゲームに不向きで汎用性を重視されています。
とりあえず操作するためだったら100ショップでも購入は可能です。
ですが、FPSゲームに必要な素早く正確なaimを実現可能にするように作られていないため、FPSゲームには不向きといえるでしょう。
無線
ゲーミングマウス:高価で種類が少ないが、遅延がない
普通のマウス:安価で種類が多いが、遅延がある
無線のゲーミングマウスは、有線のゲーミングマウスよりも価格が高いことが特徴です。
現状は種類も少なく、無線ゲーミングマウスだと【ロジクールのGproワイヤレス】が一強でしょう。
ですが、無線のゲーミングマウスは普通のマウスと有線のゲーミングマウスと比較しても遅延を感じません。
無線の普通のマウスは、有線の普通のマウスと比べても価格差がほとんどありません。
種類も豊富で色々なメーカーが販売しているため、選択肢の幅も多いです。
ただし、無線のゲーミングマウスと比べると明らかに遅延を感じ、FPSゲームにおけるaimに支障がでてきます。
重さ
ゲーミングマウス:近年は軽量化が主流
普通のマウス:重さは意識されていない
特に無線ゲーミングマウスは近年だと軽量化が主流となっているでしょう。
ゲーミングマウス販売ページを見た方なら共感してくれると思いますが、「超軽量の〇〇g」という商品紹介を見たことがありますよね?
軽量になることによって、手首への負担や長時間使用を可能にしたり素早いaimを実現してくれるため軽量化を推しているんですよね。
普通のマウスで重さを大々的に紹介しているものは少ないです。
商品紹介でよく見るとすれば、「静音クリックのためクリック音が静か」「かんたん接続」「Windows、Mac、androidに対応」など、仕事で使う人に向けた紹介が多い印象ですね。
耐久性
ゲーミングマウス:耐久性に優れた素材でコーティングされており、より多くのクリックに耐えることができる
普通のマウス:ゲーム使用を目的としていないため、激しい操作をしていると劣化が早い
ゲーミングマウスは、手汗やaimのための素早いマウス移動、より多くのクリックやボタンを押されることを想定して作られているため、普通のマウスと比べて耐久性が高いです。
手汗をかいても表面のコーティングによって滑ることなく、いつもと同じaimができるように設計されています。
また、ゲーム時にクリックやボタンを押す回数は、日常使用とは比べ物にならない回数ですが
普通のマウスなら耐えられないクリックやボタンを押す回数も、ゲーミングマウスの耐久性なら可能にしてくれます。
普通のマウスは、素早いマウス移動や通常使用よりも多くのクリックやボタンが押されることを想定していないため
ゲーミングマウスと比べてマウスソールやクリック、サイドボタンの劣化が早いでしょう。
クリック感
ゲーミングマウス:クリックに必要な力が軽減されていて押し心地が良く、タップ撃ちがやりやすい
普通のマウス:マウスによっては多少クリックに必要な力が強めで、タップ撃ちが難しい
ゲーミングマウスは、クリックに必要な力が普通のマウスよりも軽減されており、フルオート時の長押しやタップ撃ち時の細かいクリックがやりやすいです。
普通のマウスは、一回一回のクリックがしっかりとしていて、タップ撃ちのような細かいクリックは不向きな印象です。
センサー
ゲーミングマウス:高性能
普通のマウス:標準性能
ゲーミングマウスは、メーカー独自のセンサーを使っていることが多いです。
各メーカーのセンサー
-
Razer:Focus+ オプティカルセンサー
-
Logicool:HERO 25K
-
steelseries:TrueMove Pro
※各メーカー独自のセンサーについては、上記のリンクをクリック!
マウスのセンサーの性能は、IPSという単位であらわされます。
最大認識速度:IPS
IPSとは、センサーが追跡できる最大の速度のことです。
〇〇IPSという単位で性能をあらわすことができます。
IPSに関して詳しく説明すると長くなるため、本記事での解説は割愛いたします。
簡単に説明すると、マウスを高速で動かした時、どれだけ素早く正確にaimできるかを示す値ですね。
ゲームに特化された独自のセンサーを使うことによって、マウスを高速で動かしてもポインタ飛びを防ぎ、正確なトラッキングを可能にしてくれます。
普通のマウスは、高性能なセンサーが搭載されていることが少ないため、マウスを高速で動かした際にポインタが飛んでしまったり、正確なトラッキングが難しいことが起こりえるでしょう。
DPI
ゲーミングマウス:DPIを詳細に変更可能
普通のマウス:多くがDPIを変更不可
マウス自体の感度は、DPIという単位であらわされます。
感度・解像度:DPI
DPIとは、マウスを1インチ動かした際に、画面上のポインタがどれだけ動くかということです。
〇〇DPIという単位で性能をあらわすことができます。
DPIに関しても詳しく説明すると長くなるため本記事での解説は割愛いたします。
簡単に説明すると、デスクトップ上でDPIが高ければマウス感度が高くなり、DPIが低ければマウス感度は低くなります。
DPIを変更すると、apexでボックスを漁る時のマウス感度、VALOLANTで武器購入画面のマウス感度が変わってきます。
ただし、aim感度はDPIとゲーム内感度で変わります。
このマウス感度に関しても話し出すと長くなるため、次回以降で解説しますね。
ゲーミングマウスは、専用のソフトウェアや特定のボタンを押すことによってDPIを詳細に変更することができるため、自分にあったマウス感度を設定することができます。
また、プロゲーマーと同じ感度になるように設定することができるので、尊敬するプロと同じ感度でFPSゲームをすることも可能です。
多くの普通のマウスは、DPIを変更することができません。
マウス感度を変更するためには、Windowsのマウス設定等で疑似的にマウス感度を変更しなければいけないでしょう。
そのため、自分にあったマウス感度を設定したり、プロゲーマーと同じマウス感度を設定することが不可能に近いです。
ポーリングレート
ゲーミングマウス:段階ごとに変更可能
普通のマウス:多くがポーリングレートを変更不可
マウスのポーリングレートは、Hzという単位であらわされます。
ポーリングレート:Hz
ポーリングレートとは、マウスが1秒間にPCへデータを送信する回数を表しています。
〇〇Hzという単位で性能をあらわすことができます。
ポーリングレートも説明すると長くなるため本記事での解説は割愛いたします。
簡単に説明すると、数値が高いと1秒間に送信されるデータ量が多く遅延が少なくなり、数値が低いと1秒間に送信されるデータ量が少なく遅延が多くなります。
ただし、数値が高くなるとCPUへの負荷も増えるため、PCのスペックによっては動作が重たくなる原因となるので注意が必要でしょう。
ゲーミングマウスは、専用のソフトウェアを専用のソフトウェアや特定のボタンを押すことによってポーリングレートを段階ごとに変更することができるため、自分好みのポーリングレートを設定することができます。
ポーリングレートの例
- 125Hz
- 250HZ
- 500HZ
- 1000HZ
多くの普通のマウスは、ポーリングレートを変更することができません。
なぜなら、FPSで重要視されている素早く繊細な動きを必要としていないため、高いポーリングレートは不要だからでしょう。
普段使いならポーリングレートの値は気にすることはないですね。
ライティング
ゲーミングマウス:ライティングあり
普通のマウス:ライティングなし
ゲーミングマウス = 光る
多くの人が【ゲーミングマウス = 光る】と感じたことが多いはずでしょう。
実際にゲーミングマウスは光ります。(一部光らないゲーミングマウスもある)
また、専用のソフトウェアでライティングの色を変更できたりエフェクトをかけたりと自由好みに設定することも可能。
※ただし、ワイヤレスのゲーミングマウスでライティングを設定していると、通常よりもバッテリーの持ち時間が短くなるので注意が必要でしょう。
普通のマウスは、基本光りません。
以上。
ソフトウェア
ゲーミングマウス:メーカー独自のソフトウェアがある
普通のマウス:一部を除いてソフトウェアがない
ゲーミングマウスは、メーカー独自のソフトウェアを使用することによって下記の変更ができるようになります。
ソフトウェアで変更できる設定項目の例
- キー設定
- DPI
- ポーリングレート
- ライティング
- マクロ
専用のソフトウェアが、ゲーミングマウスのカスタマイズ性を上げているといっても過言ではありません。
むしろソフトウェアがないと設定を変更できないことが多いため、ゲーミングマウスとソフトウェアはセットで考えるべきでしょう。
普通のマウスは、一部のメーカーを除いてソフトウェアがあるマウスが少ないため、カスタマイズ性は劣ります。
ただし、ソフトウェアのインストールがない分、手間がかからず使うことができてくるでしょう。
ゲーミングマウスのメリット、デメリット
ここまでゲーミングマウスと普通のマウスを比較して、感じたゲーミングマウスのメリットは下記の通りです。
ゲーミングマウスのメリット
- 有線と無線で遅延の差がない
- 耐久性が高い
- クリック感がよく、タップ撃ちがやりやすい
- 高性能なセンサーで、素早く正確なaimを実現
- DPIやポーリングレートが変更可能
- 専用のソフトウェアでマウスの詳細な設定が可能
こんな感じですね。
普通のマウスをより高性能にしてゲームに特化したのがゲーミングマウスなので、メリットは多い印象です。
続いて、ゲーミングマウスのデメリットは下記の通りです。
ゲーミングマウスのデメリット
- 価格が高め
- 気軽に入手しずらい
- マウスパッドと併用必須
こんな感じですね。
使用感のデメリットはほとんどなく、購入前にデメリットを感じるといった印象です。
ですので、筆者の場合は購入してから感じたデメリットは存在しなかったといっても過言ではありません。
普通のマウスのメリット、デメリット
次にゲーミングマウスと普通のマウスを比較して、感じた普通のマウスのメリットは下記の通りです。
普通のマウスのメリット
- 価格が安い
- 左右対称、右利き用、左利き用など種類豊富
- 入手しやすい
- 様々な使用用途に対応
やはり普通のマウスは汎用性が高いことが最大のメリットですね。
誰でも気軽に購入ができ、マウスパッドの有・無に関係なくどこでも使えます。
ですので、FPSゲームをとりあえずやってみたい人が普通のマウスを入門用として購入することはアリだといえるでしょう。
続いて、普通のマウスのデメリットは下記の通りです。
普通のマウスのデメリット
- 無線マウスでゲームは厳しい
- FPSゲーム使用での耐久性は低い
- クリック感が重たく、タップ撃ちがやりずらいものがある
- 高性能なセンサーが使われていないため、素早いaimを認識できない恐れあり
- DPIやポーリングレートなどを詳細に設定できるものが少ない
FPSゲーム前提で考えた場合、どうしてもデメリットは多め。
なぜなら、FPSで求められる素早いaimや反応をマウスが認識できない可能性があるからです。
おそらく反応速度や素早いaimを求められないPCゲームだった場合は、普通のマウスで問題はないでしょう。
筆者が感じた違い
ここまでゲーミングマウスと普通のマウスについて解説してきましたが、決して普通のマウスが悪いというわけではありません。
普通のマウスが自分に合っているなら全然アリです。
実際に筆者もFPSを始めたての頃に使っていたマウスは【Microsoftの有線マウス】でした。(リンクはAmazonに飛びますが、現在は取扱い終了しております)
そして、Microsoftの有線マウスでCSGOというゲームのランクでLEまで行くことができています。
なので普通のマウスをFPSで使うことは可能であることを身をもって体験しています。
その後、ゲーミングマウスを使い始めて普通のマウスと比べて感じた違いは下記の通りでした。
ゲーミングマウスを使うことで、撃ち負けた時の言い訳をなくすことができる
ゲーミングマウスは、様々な設定を変更できるため、自分に合った感度を見つけやすい
ゲーミングマウスを使う理由って色々あると思いますが、多くは撃ち合いに勝ちたいからでしょう。
普通のマウスを使っていてい撃ち合いに負けたとき、マウスのせいにしてしまうことがあると思います。
ただし、ゲーミングマウスを使うことによって撃ち合いに負けたとき、マウスのせいにすることができなくなるため、
自分自身のaimや立ち回りを見直して反省することによって次に活かすことができるようになります。
また、ゲーミングマウスは様々な設定を詳細に変更できるため、自分にあった感度を見つけやすいことが大きいと感じました。
手軽にプロの設定を試したりやDPIの変更を試すことができることは、FPSゲームにとってはとても重要ですからね。
まとめ:違いを理解して、自分にあったマウスを使おう!
今回は、ゲーミングマウスと普通のマウスの違いについて解説してきました。
本記事の内容をまとめると、下記の通りです。
- ゲーミングマウスは普通のマウスと比較して性能が高い
- FPSゲームやるならゲーミングマウスがおすすめ
- ただし、普通のマウスが合っているならゲーミングマウスにする必要はない
こんな感じですね。
FPSゲームに着目して考えると、性能面ではやはりゲーミングマウスに軍配が上がりますが、普通のマウスでもFPSゲームは全然できます。
ただし、FPSゲームをやっていると必ず感度の沼にハマったり弾が当たらなくなるようなスランプ時期が訪れます。
その際に、ゲーミングマウスだとプロの設定を参考にしたり違う感度を試したりすることができ、自分にあった設定を突き詰めることができるでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
FPSやゲーミングデバイスに興味がある人に少しでも参考になれば幸いです。