本記事の内容
- 最初に知りたい!AC 零の要点まとめ
- 購入した経緯
- パッケージ同梱物
- カタログスペック
- AC 零の特徴
- マウスソールとの相性
- AC 零の使用感
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は【X-raypad Aqua Control Zero】をレビューしていきます。
X-raypadから発売されている日本語の「零」が製品名に使われコントロール性能が高いと謳われているバランス系マウスパッドです
滑走面にはザラつきが控えめなアムンゼン生地が採用されているため汗や汚れ、湿気にも強く耐久性が高いです。
またユーザーからのフィードバックを受けて改良された滑り止めはハニカム状の見た目となりグリップ性能が向上し、激しいマウス操作時にも一切ズレることがなくなるほどの進化を遂げています。
この記事ではそんなAC 零の特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきますね。
目次
最初に知りたい!AC 零の要点まとめ
AC 零のまとめ
- バランス系マウスパッド
- 滑走安定性が高くて止めやすい操作感
- 汗や汚れ、湿気に強くザラつきが控えめなアムンゼン生地の滑走面
- 激しいマウス操作時にも一切ズレないハニカム状の滑り止め
- 細身で段差がなく操作に干渉しないステッチ加工が施されたフラットエッジ
- エイムの細かい修正がやや効きづらい
- アムンゼン生地で滑走安定性が高くて止めやすいバランス系マウスパッドを探している方にオススメ
購入した経緯
パッケージ同梱物
同梱物 |
X-raypad Aqua Control Zero x 1 |
カタログスペック
メーカー / ブランド | X-raypad |
製品名 | Aqua Control Zero (零) Gaming Mouse Pads |
サーフェス | 布 (アムンゼン生地) |
ベース | ハニカム状の滑り止めラバー |
寸法(幅x奥行x厚さ) | ・Large:360x300x4 (mm) ・XL:450x400x4 (mm) ・XL SQ:500x500x4 (mm) ・XXL:900x400x4 (mm) |
カラー展開 | ・Black ・Orange ・Pink ・Purple |
価格 | XL:¥ 3,980 (ふもっふのおみせ販売価格) |
AC 零の特徴
- 外観
- サイズ
- 巻き癖
- 滑走面
- エッジ
- 底面
上記のAC 零の特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
らせん状で躍動感のあるデザイン。
上記のオレンジカラーはデスク周りのアクセントカラーとしても働くことでしょう。
サイズ
寸法(幅x奥行x厚さ) | ・Large:360x300x4 (mm) ・XL:450x400x4 (mm) ・XL SQ:500x500x4 (mm) ・XXL:900x400x4 (mm) |
中間層硬度 | やわらかめ |
筆者が購入したのは500x500x4 (mm) のXL SQサイズ。
ローセンシ ~ ハイセンシプレイヤーまで十分に対応できるサイズ感です。
中間層はクッション性があり、やわらかめではあるものの適度な反発感があるためよほど力を加えない限りは沈み込みを気にする必要はないと言えるでしょう。
日本で主に取り扱いされているサイズは450x400x4 (mm) のXLサイズ、カラーはBlackとOrangeの2色になっているためその他のサイズやカラーを購入する場合はX-raypad公式サイトからの個人輸入となります。
巻き癖
丸まった状態で梱包されていたにもかかわらず、開封直後から巻き癖は一切ありませんでした。
滑走面
滑りやすさ | ◯ |
止めやすさ | ◯ |
手触り | 多少のザラつき |
タイプ | バランス |
汗や汚れ、湿気に強くザラザラとした手触りが特徴的なアムンゼン生地ですが、AC 零の滑走面はザラつきが控えめな手触りとなっています。
従来品よりも細かなマイクロ織り加工により粒あたりの抵抗を減らし、摩擦がより均一になることで正確な操作性を実現しているとのこと。
また肌が擦れる心配もなく、衣服やアームカバーの引っかかりもそこまで気になりません。
エッジ
細身で段差がなく操作に干渉しないステッチ加工が施されたフラットエッジです。
マウス操作に干渉しないことはもちろん、従来品よりも幅が細くなり滑走面の面積が広くなっています。
底面
底面はハニカム状の滑り止めラバー。
見た目の通りとてもグリップ性能が高く、激しいマウス操作時にも一切ズレることがない最強の滑り止めです。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
AC 零は厚さが4mmで中間層がやわらかめではあるものの適度な反発感があるためよほど力を加えない限りは沈み込みを気にする必要はありません。
マウスパッド全般に言えることですが快適な操作性を求める場合、筆者的には厚さが0.6mm以上でエッジがしっかり丸められているソールと併用することを推奨します。
ちなみにサードパーティ製の純PTFEマウスソールについては【EsportsTiger ICE レビュー】滑走速度に優れた純PTFEソール
ガラス製マウスソールのSuperglideについては【Pulsar Superglide レビュー】強化ガラスの超低摩擦マウスソールで詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください!
AC 零の使用感
- 滑走安定性が高くて止めやすい操作感
- 汗や汚れ、湿気に強くザラつきが控えめなアムンゼン生地の滑走面
- 激しいマウス操作時にも一切ズレないハニカム状の滑り止め
上記の筆者が感じたAC 零の使用感を一つずつ解説していきますね。
使用環境は以下の通りです。
- VAXEE NP-01S (Corepad Skatez 0.7mm)
- Ninjutso Sora (初期4点ソール 0.6mm)
滑走安定性が高くて止めやすい操作感
中間層のクッション性が高く、やわらかめではあるものの適度な反発感があるため沈み込みがなく滑走安定性が高いく止めやすい操作感です。
エイムの細かい修正がやや効きづらい
止めやすい反面、エイムの細かい修正はやや効きづらい印象を受けました。
汗や汚れ、湿気に強くザラつきが控えめなアムンゼン生地の滑走面
アムンゼン生地 (ポリエステル) のため汗や汚れ、湿気に強く耐久性が高い滑走面となっています。
またアムンゼン生地ではあるもののザラつきは控えめで肌が擦れる心配がなく、衣服やアームカバーが引っかかることもありません。
アムンゼン生地が苦手な方でも問題なく使える印象を受けました。
激しいマウス操作時にも一切ズレないハニカム状の滑り止め
改良され進化した底面のハニカム状の滑り止めがとても優秀で、激しいマウス操作時でも一切ズレることがありません。
AC 零とARTISAN 零の比較
AC 零とARTISAN 零は同じ「零」が製品名に使われているマウスパッドです。
製品名だけでなく、使用感も似ているのか実際に筆者が中間層の硬度が近いARTISAN 零 softとのカタログスペックや使用感などを比べて以下の比較表を作成しました。
AC 零 | ARTISAN 零 | |
---|---|---|
タイプ | バランス | コントロール ~ バランス |
表面 | アムンゼン生地 (ポリエステル) |
丸編み生地 (ポリエステル) |
手触り | 多少のザラつき | サラサラ |
縦/横 | 均一 | 横の抵抗感が強め |
滑り止め | ◎ | ◯ |
中間層 | やわらかめ | soft (やわらかめ) |
エッジ | ステッチ加工 | ステッチ加工 |
耐久性 | ◎ | ◯ |
価格 | ¥ 3,980 | ¥5,280 |
AC 零とARTISAN 零 softはよく似た滑りとなっていました。
目立った違いとしてAC 零はエイムの細かい修正が効きづらいですが止めやすい、ARTISAN 零 softはエイムの止めやすさはやや劣るもののエイムの細かい修正が効きやすい印象を受けました。
ただし感じ方は人それぞれになるので、一つの意見として参考にしていただければと思います。
まとめ
今回は【X-raypad Aqua Control Zero】をレビューさせていただきました。
ここまでお話ししたAC 零の特徴や使用感などから実際に筆者が感じたAC 零のメリット / デメリットをまとめると下記になります。
AC 零のメリット
- 滑走安定性が高くて止めやすい操作感
- 汗や汚れ、湿気に強くザラつきが控えめなアムンゼン生地の滑走面
- 激しいマウス操作時にも一切ズレないハニカム状の滑り止め
- 細身で段差がなく操作に干渉しないステッチ加工が施されたフラットエッジ
- 豊富なサイズとカラーバリエーション
AC 零のデメリット
- 日本で取扱いがないサイズやカラーバリエーションを購入する場合は個人輸入になる
こんな人にオススメ
アムンゼン生地で滑走安定性が高くて止めやすいバランス系マウスパッドを探している方にオススメ
X-raypadのマウスパッドの課題であった底面の滑り止めが改良され、バランス系の操作感も相まって多くの方の選択肢になり得るマウスパッドだと感じました。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
この記事がAC 零を気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。