今回はPulsar Gaming Gears様よりご提供いただいた【Pulsar ES1 eSports Mousepad】をレビューしていきます。
※ES2 eSports Mousepadのレビューは以下をご覧ください。
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【Pulsar ES2 レビュー】低摩擦による滑らかでスムーズな操作感をもたらすバランス系マウスパッド
本記事の内容
- 製品提供いただいた経緯
- カタログスペック
- パッケージ同梱物
- ES1の特徴
- マウスソールとの相性
- ES1の使用感
本記事の執筆者
パトス(@youlife1024)
- パトログの管理人
(FPSとゲーミングデバイスのメディア) - 根っからのFPSゲーマー
(FPS歴10年↑) - ゲーミングデバイス好き
(デバイス情報がご飯のお供)
本記事を書いている僕はFPS歴10年ほど(CSGO|PUBG|APEX|VALORANT)
僕自身がデバイス好きのFPSゲーマーなので、同じFPSゲーマー目線での悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
eS series(競技レベルのeSports向けにデザイン)として発売されているES1は、初動の軽さと止めやすさを併せ持つハイブリッドマウスパッドです。
また、eS seriesではじめて導入された滑り止め素材のアルファセルは、粘着性があり、一度机に置いてしまえばどんな激しいマウス操作時にもズレない驚異のグリップ性能を持っています。
この記事ではそんなES1の特徴や筆者が実際に使ってみての使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきますね。
メリット
- 初動の軽さと止めやすさを併せ持つハイブリッドマウスパッド
- 3mmの厚さで、滑走安定性が高い
- ざらつきが軽減されており、アームカバーの引っかかりも少ない滑走面
- 巻き癖がないフラットパッケージ
- 細身で滑走面との段差がないフラットエッジ
- 机に吸着し、一切ズレることがないアルファセルの滑り止め
デメリット
- ロゴ上は質感が違うため、操作に干渉する
- 圧のかけ方で操作感が変わるため、好みが分かれる
- 静電気が発生しやすい(使用環境によって異なる可能性あり)
目次
製品提供いただいた経緯
筆者はES1とES2が発売された際は、製品の説明を見てES2を購入しました。
筆者はアムンゼン生地のようなざらつきのある滑走面が苦手で、ES1はざらつきのある滑走面と言われていたので、サラっとした質感と言われていたES2を選び、購入した感じです。
実際ES2は自分好みの操作感であったのは間違いないのですが、TwitterなどでES1がとても評価されており、非常に気になっていました。
そんな時にPulsar公式アカウントから以下のツイートがされていることを目にしました。
Pulsar ES1マウスパッドのレビューをしていただける方を募集します。
プラットフォーム、フォロワー数は問いません。
良い点だけでなく悪い点や改善点をしっかりレビューしていただける方を募集します。
商品は無償提供とさせていただきます。 https://t.co/aROfWILN0u…— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) March 8, 2023
気づいたときには応募してましたw
そしてご縁があり、製品提供という貴重な機会をいただけました。
Pulsar様、ありがとうございます。
今回のようなプラットフォームやフォロワー数を問わないというのはユーザー側からすると応募しやすいですよね。
また、今後も別の商品でレビューの企画があるみたいなので、我こそはという方は次回以降の企画に応募してみましょう!
こちら本日締め切らせていただきました。
また次回も別の商品で企画しておりますのでお待ちいただけますと幸いです。 https://t.co/zEIBxFsfhW
— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) March 13, 2023
カタログスペック
メーカー | AplusX inc. |
ブランド | Pulsar Gaming Gears |
製品名 | [Bruce Lee Edition] ES1 eSports Mousepad |
サーフェス | ポリハイブリッド表面 |
ベース | アルファセル (超高密度メモリーセルポリウレタン) |
滑り止め動作温度 | 5℃から粘着性が失われ始め、0℃以下で機能停止 |
寸法(幅x奥行x厚さ) | ・XL:490x420x3mm ・L:420x330x3mm (通常版のみLサイズあり) |
カラー展開 | ・Black ・BruceLee |
価格(執筆時点) | ・XL:¥ 4,980 ・L:¥ 4,380 |
パッケージ同梱物
同梱物 |
ES1 eSports Mousepad x 1 |
保護シート x 1 |
取扱説明書 |
ES1の特徴
上記のES1の特徴を一つずつ詳しく紹介していきます。
外観
提供いただいたES1はBruce Lee Editionです。
そのため、左上にロゴがプリントされており、黒と黄色のかっこいい配色となっています。
サイズ
寸法(幅x奥行x厚さ) | ・XL:490x420x3mm ・L:420x330x3mm (通常版のみLサイズあり) |
中間層硬度 | やわらかい |
Bruce Lee Editionは490x420x3mmのXLサイズのみ。
ローセンシ ~ ハイセンシプレイヤーまで十分に対応できるサイズ感です。
中間層はやわらかめではあるものの、厚さが3mmですぐに底打ちするため、沈み込みを感じることはほぼありません。
そのため、滑走中の安定性がとても高い印象を受けました。
巻き癖
フラットパッケージのため、開封直後から巻き癖は一切ありません。
滑走面
滑りやすさ | ◯ |
止めやすさ | ◯ |
手触り | 多少のざらつき |
タイプ | バランス |
ハードマウスパッドの軽快な滑りと布製マウスパッドの止めやすさを併せ持つポリハイブリッド表面です。
一般的なハイブリッドマウスパッドの場合は、アムンゼン織りの生地が採用されており、製品によってはざらつきが強く、肌へのダメージが懸念される点がありました。
ですが、ES1はざらつきが軽減されているため、肌が擦れる心配がなく、アームカバーを着用していても引っかかりを感じることが少ないです。
エッジ
細身で滑走面との段差がないステッチ加工が施されたフラットエッジです。
幅が細いため、滑走面の面積が広くなり、マウスの操作範囲が広がっています。
また、滑走面との段差がないため、エッジ付近でもマウス操作に支障をきたしません。
底面
底面は、アルファセルという超高密度メモリーセルポリウレタン素材が使われた滑り止めです。
粘着性があり、一度設置すると机に吸着し、一切ズレることがありません。
注意
滑り止めは、5°C から粘着性が失われ始め、0°C 以下では機能しなくなるとのこと。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
ES1は、中間層はやわらかめではあるものの厚さが3mmですぐに底打ちするため、沈み込みを感じることは少ないです。
そのため、ソールの厚さを特に気にする必要はないと言えるでしょう。
ただし、ソールの滑りやすさや大きさによって操作感に大きな違いが生まれます。
筆者的に一番相性が良いと感じたのは、スピート系の面ソールとの相性が良いと感じました。
スピート系の面ソールだと、軽快さと停止力のバランスが絶妙でした。
かえってコントロール系のソールとは相性が悪いと感じました。
ES1は圧をかけることで、スピード系のソールでも問題なく止めることができるので、わざわざコントロール系のソールを使用する必要はないと感じたからです。
コントロール系のソールを使用してしまうと、全体的にもっさりとした操作感になってしまい、ES1の良さが半減してしまう印象を受けました。
これはマウスパッド全般に言えることですが快適な操作性を求める場合、厚さが0.6mm以上でエッジがしっかり丸められているソールを使用することを推奨します。
ES1の使用感
使用環境
- Ninjutso Sora(付属面ソール 0.6mm)
- VAXEE NP-01S(Corepad NORMAL 0.7mm)
- G PRO X SUPERLIGHT(QSPEC SURUGA 0.8mm)
ES1の使用感と使用環境は上記の通りです。
一つずつ詳しく話していきます。
初動の軽さと止めやすさを併せ持つ操作感
ES1は、ハイブリッドマウスパッドのため、ハードマウスパッドの初動の軽さと布製マウスパッドの止めやすさを併せ持つ操作感となっています。
実際にマイクロフリックやスムーズな滑走感が得られる操作の軽快さと、止めたいところでしっかり止まる停止力があることを感じました。
3mmの厚さで沈み込みが少ないため、滑走安定性が高い
3mmの厚さが沈み込みを抑制し、安定した滑走感が得られます。
トラッキングはもちろん、素早いマウス操作との相性が良いと感じました。
圧のかけ方で操作感が変わる
通常はバランス系マウスパッドのような操作感ですが、マウスへ強めの圧をかけるとコントロール寄りな操作感へと変化します。
そのため、トラッキングは脱力気味、フリックは止める時に少し圧を加えるというように力の調節が必要だと感じました。
ただ、そこまで使いこなすのが難しいことはないため、慣れてしまえば使い勝手の良いマウスパッドに感じることでしょう。
ロゴ上は質感が違うため、操作に干渉する
滑走面の左上と右下にプリントされているロゴがペタッとした質感になっているため、ロゴ上をマウスが通過すると引っかかりを感じます。
ただし、普段操作していてもマウスがロゴに干渉することはなかったため、常にロゴを意識しながら操作すること自体は必要はないといえるでしょう。
ざらつきが軽減されており、アームカバーの引っかかりも少ない滑走面
一般的なアムンゼン織りの生地に比べ、ざらつきが軽減されているため、マウスパッドのざらつきが苦手な方でも問題なく使える印象を受けました。
また、肌へのダメージやアームカバーの引っかかりも少ないと感じました。
机に吸着し、一切ズレることがないアルファセルの滑り止め
PulsarのeS seriesから導入された粘着性の高いアルファセルの滑り止めがしっかりと机に吸着するため、マウス操作時にマウスパッドがズレてしまうことが一切ありません。
また、粘着性という言葉から想像されるようなべたつきは全くありません。
ただし、マウスパッドの位置を変える場合は、手で動かそうとしても一切ズレないので、全て剥がしてからもう一度置き直す必要があります。
まとめ
今回は【Pulsar ES1 eSports Mousepad】をレビューさせていただきました。
初動の軽さと止めやすさを併せ持つハイブリッドマウスパッドで、アルファセルという机に吸着し、一切ズレることがない滑り止めが使われていることが大きな特徴です。
また、滑走面はざらつきが抑えられており、肌へのダメージとアームカバーの引っかかりを少なくしてくれます。
巻き癖がつかないようにフラットパッケージを採用しているという細かい部分の配慮も感じます。
さらに、ここまで紹介や解説してきた性能であるにもかかわらず、価格が4,980円という最近のマウスパッドに比べると圧倒的なコストパフォーマンスです。
初動の軽さは欲しいけど、マウス操作の停止力もほしいという方にはピッタリなマウスパッドといえるでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
この記事が、ES1を気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
以上、パトス(@youlife1024)でした。
メリット
- 初動の軽さと止めやすさを併せ持つハイブリッドマウスパッド
- 3mmの厚さで、滑走安定性が高い
- ざらつきが軽減されており、アームカバーの引っかかりも少ない滑走面
- 巻き癖がないフラットパッケージ
- 細身で滑走面との段差がないフラットエッジ
- 机に吸着し、一切ズレることがないアルファセルの滑り止め
デメリット
- ロゴ上は質感が違うため、操作に干渉する
- 圧のかけ方で操作感が変わるため、好みが分かれる
- 静電気が発生しやすい(使用環境によって異なる可能性あり)