本記事の内容
- そもそもVAXEE PA Blackって?
- 実際に開封
- カタログスペック
- VAXEE PA Blackの特徴
- VAXEE PA Blackの使用感
- マウスソールとの相性
- VAXEE PA Blackのメリット、デメリット
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は【VAXEE PA Black】をレビューしていきます。
VAXEEから発売されているPAマウスパッドは通常のPAとPA Blackの2種類あり、今回はPA Blackのレビューになります。
PA Blackは表面にプリント加工がされていないことで通常のPAよりも一部滑りが軽減され、よりコントロールしやすくなっているのが大きな違いとなっています。
この記事ではそんなVAXEE PA Blackの特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもVAXEE PA Blackって?
インク面がプリントされたPAは、滑りが良すぎるという方もいらっしゃるかと思います。インク面が印刷されていない「ブラック」は、滑りを一部軽減し、よりコントロールしやすくなっています。同時に、PBロゴの位置(右下)が使用シーンに影響するとのご意見をいただいたので、ロゴを右上に移動し、パッドの端に近づけました。
引用元:VAXEE
VAXEEから発売されているマウスパッドの一つ。
表面にプリントがある「PA Mousepad」と表面のプリントがなく通常のPAよりも一部滑りが軽減され、よりコントロールしやすくなっている「PA Black」があり、この記事でレビューするのはPA Blackになります。
※PA Mousepadのレビューは【VAXEE PA Mousepad レビュー】タクティカルFPSで好まれるバランス系マウスパッドをご覧ください。
実際に開封
同梱物 |
---|
PA Black Mousepad x 1 |
カタログスペック
ブランド | VAXEE |
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製品名 | PA Black Mousepad |
表面 | クロスファイバー |
ベース | 高密度フラットラバー |
寸法(幅 x 奥行 x 厚さ) | 470 x 390 x 3.5(mm) |
カラー展開 | Black |
VAXEE PA Blackの特徴
- 外観
- サイズ
- 巻き癖
- 滑走面
- エッジ
- 底面
上記のVAXEE PA Blackの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
シンプルな黒一色のデザインで右上にVAXEEのロゴがプリントされています。
ロゴは右端に寄せられており、マウス操作の邪魔になりません。
サイズ
- 幅:470mm
- 奥行:390mm
- 厚さ:3.5mm
ローセンシ~ミドルセンシプレイヤーに最適なサイズ感です。
厚さ
厚さは3.5mm。
指で押すと程よい反発感があり、マウスが沈み込んでしまうことがないため安定したマウス操作が可能。
上面がクロスファイバー、底面が高密度フラットラバーとなっています。
巻き癖
丸まって箱に入っていたため多少の巻き癖がありました。
2時間使用後
ほとんど巻き癖はなくなりました。
すぐに巻き癖をなおそうと逆巻きしてしまうとVAXEEのロゴにしわが入ってしまう可能性があるためやめておきましょう。
そんなことをしなくても柔らかいマウスパッドのため自然と巻き癖はなおるので大丈夫です。
滑走面
滑走面はプリント加工がされておらず、ザラザラとした手触りです。
エッジ
ステッチ加工がされていない切りっぱなしです。
そのためステッチ加工が施されているマウスパッドに比べると耐久性は劣ります。
底面
底面は高密度フラットラバー。
グリップ力が高く、マウスを大きく振ってもズレる心配がありません。
VAXEE PA Blackの使用感
- 初動の滑り出しの抵抗感が少ないかつしっかり止まる
- 余計な力が伝わらずにエイムが安定する
- トラッキングエイムには少し物足りなさを感じる
- ロゴがマウス操作に干渉しない位置にプリントされている
上記の筆者が感じたVAXEE PA Blackの使用感を一つずつ解説していきますね。
初動の滑り出しの抵抗感が少ないかつしっかり止まる
初動の滑り出しの抵抗感が少なく軽い力でマウスを動かすことができます。
そして止めたいところでしっかり止めれるコントロール性能も兼ね備えています。
初動の滑り出しが速くしっかり止めれることは瞬時にエイムを合わせるフリックエイムとの相性が良いといえるでしょう。
余計な力が伝わらずにエイムが安定する
滑走面の滑りのバランスが絶妙でマウスをつかむ手に力が入りすぎたとしても余計な力が伝わらずエイムのブレが軽減されます。
滑りが良すぎるマウスパッドでマウスをつかむ手に力が入りすぎてしまうとエイムのブレにつながってしまうのでより繊細な操作を求められますが、PA Blackは必要な力だけが伝わってくれるのでエイムの安定感が増します。
特に頭一個ポジションや索敵時のプリエイムの安定性向上につながります。
トラッキングエイムには少し物足りなさを感じる
初動の滑り出しの抵抗感は少ないですが、継続的にマウスを滑らせるトラッキングエイム時は若干の抵抗感があります。
トラッキングエイムができないレベルではないですが、トラッキングエイムが重要なAPEXなどにはPA Blackよりも滑りが良いマウスパッドが適していると感じました。
ロゴがマウス操作に干渉しない位置にプリントされている
マウスを大きく振っても干渉しない位置にロゴがプリントされているためストレスのない快適なマウス操作が可能です。
例えば他社のマウスパッドで右下に大きくロゴがプリントされており、マウスがロゴに引っかかってしまいつっかかりやエイムのズレにつながるといったことがありますが、PA Blackはその心配がないのでロゴを気にせず快適にマウスを操作できます。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
実際に通常のマウスソールとガラス製マウスソールのSuperglideで滑り具合を確認してみました。
ちなみにガラス製マウスソールのSuperglideについては【Pulsar Superglide レビュー】強化ガラスの超低摩擦マウスソールで詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください!
あわせて読みたい
-
【Pulsar Superglide レビュー】強化ガラスの超低摩擦マウスソール
PTFE
- 滑り:◯
- 止め:◯
VAXEE PA BlackはPTFEソールとの相性がとても良いです。
滑りと止めの両立でAPEXのトラッキングエイム、VALORANTのプリエイム、フリックエイムに対応できます。
Superglide(ガラス製)
- 滑り:△
- 止め:◯
VAXEE PA Blackはガラス製ソールとの相性があまり良くありません。
というのもガラス製ソールなので初動の滑り出しは速くなるんですが、継続的に滑らせるとモッタリと抵抗感がある操作感でした。
トラッキングエイム時の抵抗感を強く感じたのでAPEXだとあまりおすすめできませんが、VALORANTではありだと思います。
VAXEE PA Blackのメリット、デメリット
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたVAXEE PA Blackのメリットとデメリットを紹介します。
VAXEE PA Blackのメリット
- 初動の滑り出しの抵抗感が少ない
- 止めたいところでしっかり止まるコントロール性
- 必要な力だけ伝わりエイムのブレが軽減される
- 巻き癖が少ない
- ロゴがマウス操作の邪魔をしない
- プリエイムやフリックエイムの安定性向上
VAXEE PA Blackのデメリット
- エッジが切りっぱなしのためステッチ加工がされているマウスパッドと比べると耐久性に劣る
- 在庫切れが続くことが多く、入手難易度が高め
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- VALORANT系のゲームをする方
- プリエイムの精度を高めたい方
- フリックエイムの精度を高めたい方
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【VAXEE PA Black】をレビューさせていただきました。
VAXEE PA Blackはどちらかというと滑りより止め性能が高く、コントロール精度が重要なVALORANTなどのゲームに最適だと感じました。
またVAXEEは高品質な製品が多く、アフターケアやユーザの声をすぐに取り入れてくれるため安心感もあります。
バランス系のマウスパッドで一定の滑りを維持しつつ、やや強めの止め性能がほしい方にはおすすめのマウスパッドでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
VAXEE PA Blackが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。