本記事の内容
- そもそもXlite V2 Mini Wirelessって?
- 実際に開封
- カタログスペック
- Xlite V2 Mini Wirelessの特徴
- 専用ソフトウェアの使い方
- Xlite V2 Mini Wirelessの持ち方
- Xlite V2 Mini Wirelessの使用感
- Xlite V2 Mini Wirelessのメリット、デメリット
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は【Pulsar Xlite V2 Mini Wireless】をレビューしていきます。
Xlite V2 Mini WirelessはXlite V2 Wirelessよりも一回り小さいサイズになります。
📣Dimension of Xlite V2 and V2 Mini#WORLDSBESTERGO#ultralight pic.twitter.com/XP6JSaY74g
— Pulsar Gaming Gears (@PulsarGears) March 22, 2022
SIZE 2 vs SIZE 1 pic.twitter.com/2EQDC1Ztht
— Pulsar Gaming Gears (@PulsarGears) April 27, 2022
そのためXlite V2 Wirelessの良さをそのままに手が小さい方でも使いやすくなりました。
さらに重量も55gとなり、最軽量クラスのワイヤレスゲーミングマウスとして君臨しました。
この記事ではそんなXlite V2 Mini Wirelessの特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは前置きはこの辺にして早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもXlite V2 Mini Wirelessって?
”シンプルだけど妥協なし” をコンセプトとされXliteは開発されました 構造を可能な限りシンプルに、そして耐久性も往来のマウスと遜色ない ようにデザインされました。卵より軽いこのゲーミングマウスは大きい だけでなくフリック速度が速く精度の高いクリックを実現します
Pulsarから発売されているXlite V2 Wirelessの縮小モデル。
Xlite V2 Wirelessの良さはそのままに手が小さい方でも使いやすくなりました。
実際に開封
同梱物 |
---|
Xlite V2 Mini Wireless Mouse x 1 |
Wireless Receiver Adopter x 1 |
Wireless Receiver x 1 |
パラコードUSB-Cケーブル x 1 |
Pulsarステッカー |
取扱説明書 |
カタログスペック
メーカー | AplusX Inc. |
---|---|
ブランド | Pulsar Gaming Gears |
製品名 | Xlite V2 Mini Wireless |
形状 | 右手用エルゴノミクスデザイン |
寸法(長さ x 幅 x 高さ) | 117 x 64 x 40(mm) |
重量 | ・公称値:55g ・実測値:56g |
カラー展開 | ・Black ・White ・Red ・Blue ・Green(限定色) ・MxG(MaxGamingエディション) |
ソール | 100%PTFE(初期ソール:Original Thin 0.6mm) |
接続ケーブル | パラコードUSB-Cケーブル |
ボタン | 5 |
スイッチ | Kailh GM 8.0スイッチ |
センサー | PAW3370 |
IPS | 400 |
DPI | 50-20000 |
加速度 | 50g |
ポーリングレート | 125/250/500/1000(Hz) |
デバウンスタイム | 0-30(ms) |
LOD | 1mm / 2mm |
接続方式 | ・2.4Ghz WIRELESS(無線) ・WIRED TECHNOLOGY(有線) |
バッテリー | 最大70時間 |
ソフトウェア | 有(Fusion Software) |
価格 | ¥ 9,780(2022年9月時点のAmazon販売価格) |
Xlite V2 Mini Wirelessの特徴
- 外観
- 形状
- サイズ
- 重量
- ボタン
- センサー
- ソール
- ケーブル
上記のXlite V2 Mini Wirelessの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
穴あきマウスですが一般的な丸く大きな穴ではなく、縦に細長い穴のため穴あきマウスが苦手な人でも許容できる外観となっています。
形状
右手用エルゴノミクスデザインです。
Xlite V2 Wirelessよりも一回り小さくなったことでかぶせ持ち、つまみ持ちに加えてつまみ持ちとの相性も良くなりました。
サイズ
※Pulsar Xlite V2 Wirelessとの比較
※ロジクール GPRO X SUPERLIGHTとの比較
- 長さ:117mm
- 幅:64mm
- 高さ:40mm
重量
- 公称値:55g
- 実測値:56g
ワイヤレスゲーミングマウスの中では最軽量クラスの55g。(実測値は56g)
サイズ感も相まって非常に扱いやすく緻密な操作がしやすいです。
ボタン
- クリック
- ホイール
- サイドボタン
それぞれ説明していきますね。
クリック
最大8000万クリックまで使えるKailh GM 8.0スイッチが搭載されています。
軽い押し感で指切りもしやすいクリック感で、クリック音は高めの「カチッ」という音ですが音量は気にならない程度です。
ただし個体差かもしれませんが左クリックと右クリックのクリック感が違います。
左クリックはどこをクリックしても同じ軽いクリック感ですが、右クリックは手前や右奥側のクリック感が重めでした。
ホイール
スクロールは軽い力でまわり、ノッチ感は低め。
連続スクロールはとてもスムーズで静音かつしっかりと止まる好印象。
ホイールクリックも押しやすいが力を入れすぎるとホイールが回ってしまうため力加減に注意が必要。
サイドボタン
バネ感が強くなく軽い力で押すことができ、低めで小さい「カチッ」という音です。
絶妙な位置にサイドボタンがついているため押しづらいことはありませんが、大きくマウスを覆うようなかぶせ持ちの場合だと少し押しづらさを感じるでしょう。
センサー
センサー | PAW3370 |
---|---|
IPS | 400 |
DPI | 50-20000 |
レポートレート | 125/250/500/1000(Hz) |
加速度 | 50g |
最新の高性能ゲーミングマウス用センサーのPAW3370が搭載されています。
DPIやポーリングレートは専用のソフトウェアを使うことによって細かく設定が可能です。
また右クリック + 奥側サイドボタン + ホイールクリックを同時入力することでソフトウェアを使わずにデフォルトで設定されたDPIステージの変更が可能です。
ソール
初期ソールはOriginal Thin (0.6mm)です。
100%PTFEソールで端がしっかり丸められています。
ケーブル
パラコード仕様のUSB-Cケーブルです。
とても柔軟性に優れており、取り回しが良いです。
最初からケーブルにバンドが付属しているため、ケーブルを簡単にまとめることも可能です。
ちなみに先端に接続するアダプタの裏面にはラバー加工(滑り止め)がされており、しっかりとデスク上に固定できます。
専用ソフトウェアの使い方
専用ソフトウェアは下記のリンクからダウンロードすることができます。
※2022年8月に新しいソフトウェア「Fusion Software」がリリースされました。
後述するソフトウェアの画像は以前のソフトウェア「Xlite Wireless Software」のため注意してください。
専用ソフトウェアでは下記の項目を細かく設定することができます。
- キー設定
- DPI設定
- マクロ設定
一つずつ説明していきますね。
キー設定
キー設定ではマウスの5個のボタンに任意の動作を割り振ることができます。
またマウスのデバウンスタイムも変更することも可能。
チャタリング
マウスでワンクリックしただけのつもりが、ダブルクリックされてしまうような状態のこと。
デバウンスタイム
マウスのチャタリングを防ぐためにを1クリックしたあとの遅延時間のこと。
DPI設定
- DPI
- ポーリングレート
- DPIのLED
- LODの高さ
- 補正
- Windows側のマウス設定
上記の細かい設定が可能です。
マクロ設定
Xlite V2 Mini Wirelessの持ち方
- かぶせ持ち
- つかみ持ち
- つまみ持ち
代表的な3つの持ち方との相性を解説しますね。
かぶせ持ち
- 相性:◎
- 推奨:◯
右手用エルゴノミクスデザインはかぶせ持ちとの相性がとても良いです。
しっかりとしたフィット感を得ることができ、安定したマウス操作が可能です。
つかみ持ち
- 相性:◯
- 推奨:◎
Xlite V2 Mini Wirelessのつかみ持ちは安定感と操作感のバランス取れており、相性が良いです。
マウスのサイズ感が小さいため、手のひらをで固定するよりも親指の付け根で固定するイメージ。
つまみ持ち
- 相性:◎
- 推奨:△
Xlite V2 Mini Wirelessのコンパクトなサイズ感、55gと軽量なため指先での操作を主体とするつまみ持ちとの相性がとても良いです。
ただし浅めにマウスを持つ場合は注意が必要です。
なぜなら奥側のクリック感は問題ありませんが、手前側のクリック感が重ためだからです。
マウスの長さが短くなったことでクリック部分も短くなっているので浅めに持つのはあまり推奨できないでしょう。
Xlite V2 Mini Wirelessの使用感
- コンパクトなサイズ感と超軽量のおかげでスムーズで緻密な操作が可能
- 右クリックのクリック感があまり良くない(個体差の可能性あり)
- サイドに穴があいていないためグリップ力向上とお手入れが楽チン
- 初期ソールが高品質
上記の筆者が感じたXlite V2 Mini Wirelessの使用感を一つずつ解説していきますね。
コンパクトなサイズ感と超軽量のおかげでスムーズで緻密な操作が可能
まるでマウスを持っていないと錯覚を起こすぐらいにスムーズで快適な操作感。
軽い力でマウスを動かすことができ、長時間マウスを操作していても手首への負担が少ないです。
右クリックのクリック感があまり良くない(個体差の可能性あり)
右クリックはクリックする場所によって押し感が違います。
奥側でホイールに近いほどクリック感が良く、手前側でホイールから離れるほどクリック感が悪くなってました。
そのため右クリックのクリックする場所によって若干力加減が違うのでADS時に無駄な力が入ってしまい、エイムのブレにつながる可能性があります。
サイドに穴があいていないためグリップ力向上とお手入れが楽チン
サイドの穴が埋められているためしっかりとグリップを維持することができ、穴のふちに汚れが溜まることも防げてお手入れがしやすいです。
またXlite V2 Mini Wirelessの穴の形状は縦型になっているため丸型の穴が苦手でも使える人が多いことでしょう。
初期ソールが高品質
しっかりと端が丸められておりマウスパッドに引っかかることもない。
100%PTFEソールでスムーズな滑りと初期ソールとは思えないほど高品質なソールです。
Xlite V2 Mini Wirelessのメリット、デメリット
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたXlite V2 Mini Wirelessのメリットとデメリットを紹介します。
Xlite V2 Mini Wirelessのメリット
- ワイヤレスゲーミングマウス最軽量クラスの55g
- 軽量のおかげで手首や腕の疲労感が軽減される
- 柔軟性に優れたパラコード仕様のUSB-Cケーブル
- 高品質な初期ソール
- 1万円を切る価格
Xlite V2 Mini Wirelessのデメリット
- 右クリックのクリック感があまり良くない
- 穴あきマウスのため穴のふちに汚れが溜まる
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- 手が小さめの方
- 右手用エルゴノミクスデザインが好きな方
- 最軽量のゲーミングマウスを求める方
- 穴あきマウスに抵抗感がない方
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【Pulsar Xlite V2 Mini Wireless】をレビューさせていただきました。
ここ最近のワイヤレスゲーミングマウスは1万円以上が当たり前になりつつある中、ここまで高性能なのにもかかわらず価格を1万円未満に抑えられているため、とてもコストパフォーマンスに優れたワイヤレスゲーミングマウスと言えるでしょう。
また手が大きめの方はXlite V2 Wireless、手が小さめの方はXlite V2 Mini Wirelessといったサイズ展開があることもユーザーにとってはありがたいですね。
Xlite V2 Wirelessについては以下の記事で詳しくレビューしていますので気になる方はチェックしてみてください!
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ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
Pulsar Xlite V2 Mini Wirelessが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。