今日はこんな悩みを解決します。
本記事の内容
- そもそもXlite V2 Wirelessって?
- 実際に開封
- カタログスペック
- Xlite V2 Wirelessの特徴
- 専用ソフトウェアの使い方
- 前モデルXlite Wirelessからの改良点/変更点
- Xlite V2 Wirelessの使用感
- Xlite V2 Wirelessのメリット、デメリット
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回はPulsarから発売されている超軽量ワイヤレスゲーミングマウス【Pulsar Xlite V2 Wireless】についてレビューしていきます。
Xlite V2 Wirelessは前モデルXlite Wirelessの改良モデルにあたります。
性能面がパワーアップしたのはもちろんですが、入手の困難さもパワーアップされました(笑)
というのも4月6日の最初の販売開始からわずか数秒で完売、その後の4月13日の再販でも即完売という人気っぷり。
すみません。一瞬で売り切れてしまいました。
次回入荷は今週の土曜日となります。— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) April 6, 2022
筆者は4月15日の3回目の再販でやっと購入することができましたが、それぐらい入手が困難でした。(2022年4月29日時点では在庫が安定しているようです。)
【Xlite V2 Wireless販売状況】
Black Whiteともに本日入荷分は売り切れました。
明日入荷分は明日ツイートさせていただきます。— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) April 15, 2022
そんな大人気のXlite V2 Wirelessですが、前モデルと比較して何が変更されたのか特徴や筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは前置きはこの辺にして早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもXlite V2 Wirelessって?
”シンプルだけど妥協なし” をコンセプトとされXliteは開発されました 構造を可能な限りシンプルに、そして耐久性も往来のマウスと遜色ない ようにデザインされました。卵より軽いこのゲーミングマウスは大きい だけでなくフリック速度が速く精度の高いクリックを実現します
Pulsarから発売された待望の新作Xlite V2 Wireless。
前モデルのXlite Wirelessに改良が加えられ、性能面がパワーアップされました。
実際に開封
同梱物 |
---|
Xlite V2 Wireless Mouse x 1 |
Wireless Receiver Adopter x 1 |
Wireless Receiver x 1 |
パラコードUSB-Cケーブル x 1 |
取扱説明書 |
Pulsarステッカー |
カタログスペック
メーカー | AplusX Inc. |
---|---|
ブランド | Pulsar Gaming Gears |
製品名 | Xlite V2 Wireless |
デザイン | 右手用エルゴノミクスデザイン |
寸法(長さ x 幅 x 高さ) | 122.66 x 66.17 x 42(mm) |
重量 | 59g/実測値:60g |
カラー展開 | ・Black ・White ・Red ・Blue ・Green(限定色) ・MxG(MaxGamingエディション) |
ソール | 100%PTFE(初期ソール:Original Thin 0.6mm) |
接続ケーブル | パラコードUSB-Cケーブル |
ボタン | 5(右・左クリック、ホイール、サイド x 2) |
スイッチ | Kailh GM 8.0/最大8000万クリック |
センサー | PAW3370 |
IPS | 400 |
DPI | 50-20000 |
加速度 | 50g |
ポーリングレート | 125/250/500/1000Hz |
デバウンスタイム | 0-30ms |
LOD | 1mm / 2mm |
接続方式 | ・2.4Ghz WIRELESS(無線) ・WIRED TECHNOLOGY(有線) |
バッテリー | 最大70時間 |
ソフトウェア | 有(Fusion Software) |
価格 | ¥ 9,780(2022年9月時点のAmazon販売価格) |
Xlite V2 Wirelessの特徴
- 外観
- デザイン
- サイズ
- 重量
- ボタン
- センサー
- ソール
- ケーブル
上記のXlite V2 Wirelessの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
ハニカムマウスですが一般的な丸型の穴ではなく、縦型の穴があいています。
サイド部分は穴があいておらず、グリップ力とお手入れのしやすさが向上しています。
デザイン
右手用エルゴノミクスデザインです。
かぶせ持ち、つかみ持ちに最適ですがつまみ持ちにはむいていないと感じました。
サイズ
※ロジクール GPRO X SUPERLIGHTとの比較
- 長さ:122.66mm
- 幅:66.17mm
- 高さ:42mm
中型マウスに分類されるでしょう。
重量
実測値は60gでした。(誤差+1g)
ボタン
- クリック
- ホイール
- サイドボタン
それぞれ説明していきますね。
※ホイール以外は前モデルのXlite Wirelessと一緒なのでレビュー内容は同じです。
前モデルのXlite Wirelessについては【Pulsar Xlite Wireless レビュー】コスパ最強のワイヤレスゲーミングマウスで詳しくレビューしていますので気になる方はチェックしてみてください!
あわせて読みたい
-
【Pulsar Xlite Wireless レビュー】コスパ最強のワイヤレスゲーミングマウス
クリック
最大8000万クリックまで使えるKailh GM 8.0スイッチが搭載されています。
軽い押し感で指切りもしやすいクリック感で、クリック音は高めの「カチッ」という音ですが音量は気にならない程度です。
ホイール
1スクロールは少しモッサリとした操作感。
連続スクロールはとてもスムーズで静音かつしっかりと止まると好印象。
ホイールの押し込みも前モデルより押しやすくなっていました。
サイドボタン
バネ感が強くなく軽い力で押すことができ、低めで小さい「カチッ」という音です。
ちょうどいい位置にサイドボタンがついているため、親指のポジションによって押しづらいなんてこともありません。
センサー
センサー | PAW3370 |
---|---|
IPS | 400 |
DPI | 50-20000 |
ポーリングレート | 125/250/500/1000Hz |
加速度 | 50g |
DPIやポーリングレートは専用のソフトウェアを使うことによって細かく設定が可能です。
また専用のソフトウェアを使わなくてもマウスで特定のボタンを押すことでDPIの変更が可能です。
ソール
初期ソールはOriginal Thin (0.6mm)です。
100%PTFEソールで端がしっかり丸められています。
ケーブル
パラコード仕様のUSB-Cケーブルです。
とても柔軟性に優れており、靴紐と同じぐらいの柔らかさでした。
最初からケーブルにバンドが付属しているため、ケーブルを簡単にまとめることも可能です。
ちなみに先端に接続するアダプタの裏面にはラバー加工(滑り止め)がされており、デスク上に固定できるのもGOOD。
専用ソフトウェアの使い方
専用ソフトウェアは下記のリンクからダウンロードすることができます。
※2022年8月に新しいソフトウェア「Fusion Software」がリリースされました。
後述するソフトウェアの画像は以前のソフトウェア「Xlite Wireless Software」のため注意してください。
専用ソフトウェアでは下記の項目を細かく設定することができます。
キー設定
キー設定ではマウスの5個のボタンに任意の動作を割り振ることができます。
またマウスのデバウンスタイムも変更することができるのもポイントが高いです。
チャタリング
マウスでワンクリックしただけのつもりが、ダブルクリックされてしまうような状態のこと。
デバウンスタイム
マウスのチャタリングを防ぐためにを1クリックしたあとの遅延時間のこと。
DPI設定
- DPI
- ポーリングレート
- DPIのLED
- LODの高さ
- 補正
- Windows側のマウス設定
上記の細かい設定が可能です。
専用ソフトウェアでもWindows側のマウス設定ができますが干渉等で変になってもあれなのでやめておきましょう。
マクロ設定
マクロに関してはゲームに使うというよりも作業効率化を目的に使われると思います。
前モデルXlite Wirelessからの改良点/変更点
- 重心点
- サイドホールの有無
- ホイールの高さ、硬さ
- 初期ソール
- パッケージ
- 価格
一つずつ解説していきますね。
重心点
Xlite Wireless
Xlite V2 Wireless
重心バランスが改良され、操作時の安定性向上につながっています。
V2にはXlite Wirelessでスカスカだった後方にバッテリーが配置されているようになっています。
サイドホールの有無
Xlite V2 Wirelessではサイドホールがなくなりました。
これが本当に大きな変更点といっても過言ではありません。
グリップ力向上と頑丈さの増強が強調されていますが、一番はお手入れがしやすくなったことです。
前述していますがハニカムマウスの宿命で穴の溝に汚れが溜まりがちですが、サイドホールがなくなったことによりこの宿命から解き放たれ、サッと拭くだけでお手入れが済むようになっています。
ホイールの高さ、硬さ
- 高さ:ホイールの高さを1mm上方へ修正
- 硬さ:ホイールクリックの硬さを若干柔らかく調整
- 色:両端が白へ
ホイールの高さが1mm高くなったことで押し込みがしやすくなっていて、押し感も確かに柔らかく調整されていたと感じました。
初期ソール
- Xlite Wireless:Original 0.8mm
- Xlite V2 Wireless:Original Thin 0.6mm
Xlite Wirelessの初期ソールよりXlite V2 Wirelessの初期ソールの方が正確さ重視となっています。
パッケージ
Xlite V2 Wirelessはよりシンプルなデザインのパッケージになっています。
価格
- Xlite Wireless:8,490円(2022年4月29日時点)
- Xlite V2 Wireless:9,780円(2022年4月29日時点)
Xlite V2 Wirelessは前モデルより+1,290円の価格設定となっています。
どうやら部材の値上がり、円安の影響が原因みたいですね。
【新商品情報】
Xlite Wireless V2
価格: 9,780円Amazon入荷予定日が販売開始日となります。
Black: 4月13日頃
White: 4月6日頃
Red (Limited Edition): 4月6日〜13日頃部材の値上がり、円安の影響のため価格が維持できませんでした。ご了承ください。
— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) March 27, 2022
Xlite V2 Wirelessの使用感
- 超軽量のためローセンシとのシナジー効果が期待できる
- ホイールの押し込みがしやすくなった
- なんといってもサイドのお手入れが楽
上記の筆者が感じたXlite V2 Wirelessの使用感を一つずつ解説していきますね。
超軽量のためローセンシとのシナジー効果が期待できる
超軽量マウスのためマウスを大きく振るローセンシとの相性バツグン!
重いマウスだと長時間の使用で疲労が蓄積したり、手首が痛くなってきますがXlite V2 Wirelessだとそんなことは一切ありません。
ホイールの押し込みがしやすくなった
前モデルよりも多少ホイールの押し込みがしやすくなりました。
より軽い力加減で押し込めるようになるため、スクロールの誤爆が減るんじゃないかという印象です。
なんといってもサイドのお手入れが楽
この記事内で何度もお伝えしていますが本当にサイドのお手入れが楽なんです(笑)
穴が埋まっていればサッとひと拭きで解決ですからね。すばらしい!!
Xlite V2 Wirelessのメリット、デメリット
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたXlite V2 Wirelessのメリットとデメリットを紹介します。
Xlite V2 Wirelessのメリット
- 超軽量なため、手首や腕の疲労軽減につながる
- ハニカムマウスだけどサイドのお手入れが楽
- カスタマイズ性能が高い(マウスソールやグリップテープなど)
Xlite V2 Wirelessのデメリット
- 前モデルより+1,290円ほど価格が高い
- サイドホールがなくなったこと以外は前モデルとあまり大差ない
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- 超軽量マウスがほしい
- 右手用エルゴノミクスデザインが好き
- マウスを大きく振ることが多い
- ハニカムマウスに抵抗が少ないけどサイドホールは埋まっていてほしい
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【Pulsar Xlite V2 Wireless】をレビューさせていただきました。
本記事の内容をまとめると、下記の通りです。
- 59gの超軽量マウスは健在
- Xlite Wirelessに細かい改良が加えられたモデルのため、大きな変更点はなし
- 正直サイドホールが気にならなければXlite Wirelessで事足りる
こんな感じですね。
購入を検討されている方は「サイドホールの有無」で決めるといいと思います。
Xlite Wirelessからクリック感やセンサー、重量などの重要な部分の変更はなく、サイドの穴が埋まっているかどうかが大きな改良点なので。
ちなみに前モデルのXlite Wirelessについては知りたい方は【Pulsar Xlite Wireless レビュー】コスパ最強のワイヤレスゲーミングマウスのレビュー記事を参考にしてみてください。
ただPulsarのXlite Wireless V2はこれで終わりではありません。
2022年5月上旬頃にV2よりサイズ感が小さくなったXlite Wireless V2 miniが予定されています。
Xlite Wireless V2 miniは夏前の5月上旬頃を予定しております。
— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) March 27, 2022
SIZE 2 vs SIZE 1 pic.twitter.com/2EQDC1Ztht
— Pulsar Gaming Gears (@PulsarGears) April 27, 2022
そして正式な日付は未定ですが2022年の夏ごろに左右対称マウスの販売も予定されています。
左右対称マウス
26K dpi I 650ips I 50g accel
6 Buttons Configuration
All Kailh GM 8.0 Switches夏発売予定 https://t.co/wOA8UhPUN6
— Pulsar Gaming Gears Japan (@PulsarJapan) February 23, 2022
本当にPulsarの話題がつきませんね。
おそらく次回の販売時も秒で売り切れだと思うので、購入を検討されている方はともに頑張りましょう(笑)
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
Pulsar Xlite V2 Wirelessが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。