今日は、こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- リフレッシュレートってなに?
- リフレッシュレートを細かく分けると5種類
- リフレッシュレートの確認と変更方法
- 60Hz、144Hz、240Hzの違いってどんな感じ?
- リフレッシュレートが高いとFPSゲームで有利になる3つの理由
- リフレッシュレートとフレームレートは別物
- PS4やswitchで遊ぶ場合、モニターのリフレッシュレートは60HzでOK
- 144Hzや240Hzでゲームをプレイするには、高性能なPCが必要
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は、ゲーミングモニターのリフレッシュレートについて解説していきます。
FPSプレイヤーなら誰しも意識するのがリフレッシュレートですよね。
なぜなら、リフレッシュレートが低いモニターか高いモニターかで撃ち合いの勝率や反応速度が変わってくるからです。
PCのFPSプロゲーマーは、必ずリフレッシュレートが144Hz以上のゲーミングモニターを使用していますよね。
結論、リフレッシュレートが高いゲーミングモニターを使っているほうがFPSゲームで圧倒的有利になります。
リフレッシュレートが低いモニターでFPSをプレイしているのは、最初からハンデを背負っているのと同じようなものです。
それでは、前置きはこの辺にしつつ早速解説していきますね。
目次
リフレッシュレートってなに?
リフレッシュレートとは、モニターが1秒間に表示することのできる映像のコマ数のことで、単位はHz(ヘルツ)
パラパラ漫画に例えるとわかりやすく、一般的なモニターよりもゲーミングモニターはリフレッシュレートが高く、1秒間に表示する映像のコマ数が多いのが特徴です。
パラパラ漫画は枚数が多いほど滑らかに見えますよね。
リフレッシュレートも同じで上記画像のように、1秒間に表示する映像のコマ数が多くなるほどより滑らかな映像を映し出すことができます。
ネットをみたり、Youtubeをみるだけなら問題ありませんがFPSゲームをするなら、高いリフレッシュレートに対応しているゲーミングモニターが圧倒的有利になるのは間違いないと言えるでしょう。
リフレッシュレートを細かく分けると5種類
- 60Hz
- 75Hz
- 144Hz
- 165Hz
- 240Hz
リフレッシュレートを細かく分けると上記の5種類。
60Hzは、一般的なモニターが対応しているリフレッシュレートです。
それに比べてゲーミングモニターなら最高240Hzのリフレッシュレートに対応しているんですよね。
なぜなら、240Hz対応のゲーミングモニターは高価なうえに、性能を発揮させるためには高性能なPCも必要になってしまうからです。
ゲーミングモニター初心者は、比較的手ごろな価格で十分な性能を発揮してくれる144Hz対応のゲーミングモニターを選んでおこう。
リフレッシュレートの確認と変更方法
実際に自分の使っているモニターのリフレッシュレートを確認してみよう。
もしかしたら144Hz対応のゲーミングモニターを使っていても、設定で上限が60Hzになっていることもあるのでしっかりと確認しておこう。
手順①:ディスプレイ設定を開く
デスクトップ画面で右クリックして、ディスプレイ設定を開きましょう。
手順②:ディスプレイの詳細設定を開く
設定画面の一番下にあるディスプレイの詳細設定を開こう。
手順③:アダプターのプロパティを表示する
確認するモニターのアダプターのプロパティを表示しよう。
手順④:モニターのリフレッシュレートを確認
モニタータブを開き、画面のリフレッシュレートを確認しよう。
ここが60ヘルツになっていると144Hz対応モニターでも上限が60Hzになってしまうので注意が必要ですね。
60Hz、144Hz、240Hzの違いってどんな感じ?
リフレッシュレートによる画面の見え方は上記画像の通りです。
この差がどれだけ重要なのか...わかる人にはわかると思いますよ。
なぜなら、60Hzは144Hzと比べると半人分、240Hzと比べると1人分も表示されるスピードが違うということなんです。
当然、先に見えるほうが圧倒的有利になることは間違いないですよね。
敵よりリフレッシュレートが低いということはaimが上手い下手関係なく、最初からハンデを背負っているのと一緒なんです。
▲参考動画
リフレッシュレートが高いとFPSゲームで有利になる3つの理由
- 敵よりも反応速度が上がる
- 画面がカクカクしないため、目の疲れが軽減されて集中力を保てる
- FPSのような的確なaimを必要とする場合、リフレッシュレートが高いとaimの誤差をなくせる
リフレッシュレートが高いとFPSゲームで有利になる理由は上記の3つです。
順番に解説していきますね。
敵よりも反応速度が上がる
上記画像からわかる通り、リフレッシュレートが高いだけで敵より先を見ることができますよね。
言い換えれば敵より先に反応できるということ。
結果として敵より反応速度が上がるということなんです。
画面がカクカクしないため、目の疲れが軽減されて集中力を保てる
60Hzモニターはカクカクした表示に比べて144Hz以上のゲーミングモニターは滑らかに表示されます。
FPSゲームを長時間プレイする場合、カクカクした画面を見続けていると目に大きな負担がかかるでしょう。
例えるなら、激しく点滅する蛍光灯(60Hz)と点滅回数が少ない蛍光灯(144Hz~)だと目が痛くなるのは前者ですよね。
目に負担がかかると、集中力が続かなくなる原因にもなりえます。
滑らかな画面でプレイし、目の負担を軽減すれば集中力も持続して長時間でもパフォーマンスを維持できるということですね。
FPSのような的確に敵を狙わなければいけないaimを必要とする場合、リフレッシュレートが高いとaimの誤差をなくせる
リフレッシュレートが高いと直感的にマウスを操作することができるようになり、aimの誤差を無くすことができるんです。
ただ、リフレッシュレートが低いと自分の持っていきたいaimの場所と少しズレてしまうことが起こるんですよね。
FPSにおいて、aimのズレはプレイヤーにとって致命的ともいえるでしょう。
高いリフレッシュレートだとaimのズレが起きずらい、すなわちaimの誤差を無くすことができます。
リフレッシュレートとフレームレートは別物
リフレッシュレートとフレームレートは、似ているようで別物なんですよね。
どのような違いがあるかは下記の通りです。。
リフレッシュレートとは
リフレッシュレート[単位:Hz]
モニターが1秒間に表示することができる映像のコマ数(モニターのリフレッシュレート上限で決まる)
フレームレートとは
フレームレート[単位:FPS]
モニター上の映像が切り替わる頻度(PC本体やゲーム機のスペックによって変動)
いくら144Hz以上の表示ができるモニターを購入しても、フレームレートが144FPSでていなければ性能を活かしきれません。
例えば、モニターが60Hzまでしか対応していなかった場合、フレームレートが144FPS以上でていても画面に表示されるのは60Hzとなってしまいます。
NVIDIA製のGPUを搭載したグラフィックカードを使用しているなら、次の手順でフレームレートを確認することができるので試してみてください。
フレームレート確認方法 ①GeForce Experienceを開く
自分のPCにインストールされているGeForce Experienceを開こう。
デスクトップにない場合、左下のWindowsロゴから検索すればでてくるよ。
フレームレート確認方法 ②FPSカウンターを表示させる
まずは三角アイコンをクリックしてゲーム内のオーバーレイを開こう。
歯車アイコンの設定をクリックして
HUDレイアウトをクリック。
上記画像のFPSカウンターをONにすれば画面にフレームレートが表示されるようになるよ。
表示箇所は4か所あって自分の好きな位置に表示が可能です。
実際に表示すると下記の画像のように表示されますよ。
リフレッシュレートとフレームレートは似ているようで全くの別物なんですよね。
PS4やswitchで遊ぶ場合、モニターのリフレッシュレートは60HzでOK
PCと違ってPS4やswitchのような家庭用ゲーム機は、フレームレートの上限が60FPSと決まっています。
なので、PS4やswitch用にゲーミングモニターが欲しい場合は、144Hzのモニターを選んでしまうと性能とお金の無駄使いになってしまうんですよね。
購入前にしっかりと確認しておきましょう。
144Hzや240Hzでゲームをプレイするには、高性能なPCが必要
先ほどもお伝えしましたが、いくら144Hz以上対応のゲーミングモニターを購入しても、144FPSをだすことのできる高性能なPCでなきゃ意味がありません。
『高性能なPCの基準がよくわからない』という方はゲーミングPCの購入をおすすめします。
ゲーミングPCには、自分のプレイしたいゲームを快適に遊べるようカスタマイズされたモデルがあるのでパソコン知識がなくても安心して購入することができます。
まとめ
今回は、ゲーミングモニター購入時やFPSプレイヤーに必須なリフレッシュレートについて解説しました。
FPSプレイヤーなら、知っているかいないかでパフォーマンスに大きな差が生まれますよ。
最後に、今回の記事内容をまとめると以下の通りです。
こんな感じですね。
リフレッシュレートが高いのはゲーミングモニターならではの特徴なので、PCでゲームをプレイしているならぜひ144Hzや240Hzの滑らかな動作を体感してみてくださいね。
ゲーミングモニターについてもっと詳しく知りたい方は、最適なゲーミングモニターの選び方をFPS歴8年の僕が解説!を参考にしてみてくださいね。