本記事の内容
- そもそもVAXEE PAとは?
- 購入した経緯
- 実際に開封
- カタログスペック
- VAXEE PAの特徴
- VAXEE PAの使用感
- マウスソールとの相性
- VAXEE PAの良い点、惜しい点
- どんな人におすすめ?
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は【VAXEE PA Mousepad】をレビューしていきます。
VAXEEから発売されているPAマウスパッドは通常のPAとPA Blackの2種類あり、今回はPA Mousepadのレビューになります。
PAはCSGOやVALORANTのようなタクティカルFPSに最適でプロプレイヤーから高い使用率を誇ります。
また執筆時点(2022年10月)で12種類のデザインが展開されており、人それぞれの好みに合わせてデザインを選択できるといった特徴もあります。
この記事ではそんなVAXEE PAの特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきますね。
目次
そもそもVAXEE PAとは?
PAシリーズでは、正確なコントロールを可能にすると同時に、表面の滑性を向上させることに注力しました。VAXEE PAマウスパッドは、マウスと同様に、本社で1つ1つ手作業でテストを行い、最終的に梱包して出荷します。
VAXEEのマウスパッドにもっと革新的なものを期待されている皆様には、この製品はご期待に添えないかもしれません。私たちは、今後もマウスパッドのデザインを改善するために研究を続けていくことをお約束します。
引用元:VAXEE
VAXEEから発売されているマウスパッドの一つ。
表面にプリントがある「PA Mousepad」と表面のプリントがなく通常のPAよりも一部滑りが軽減され、よりコントロールしやすくなっている「PA Black」があり、この記事でレビューするのはPA Mousepadになります。
PA Mousepadは豊富なデザインの全てで性能が変わらないため、自分の好きなデザインを選べるのが大きな特徴です。
※PA Blackのレビューは【VAXEE PA Black レビュー】コントロール性能が高めのバランス系マウスパッドをご覧ください。
購入した経緯
実際に開封
同梱物 |
---|
PA Mousepad x 1 |
カタログスペック
メーカー / ブランド | VAXEE |
---|---|
製品名 | PA Mousepad |
サーフェス | クロスファイバー |
ベース | 高密度フラットラバー |
寸法(幅 x 奥行 x 厚さ) | 470 x 390 x 3.5(mm) |
カラー展開 | ・FunSpark ・Funspark v2 ・OUTSET ・ZYGEN ・Winter21 ・Y22 ・P22 ・B22 ・O22 ・P22 ・Summer22 ・Winter22 ※2022年10月時点 |
価格 | ¥ 3,920(2022年10月時点の税込販売価格) |
VAXEE PAの特徴
- 外観
- サイズ
- 巻き癖
- 滑走面
- エッジ
- 底面
上記のVAXEE PAの特徴を一つずつ紹介していきますね。
外観
種類が豊富で魅力的なデザインが特徴です。
端のロゴはデザインのプリントと一体化されているためロゴ上でマウスを滑らせても操作感が変わることはありません。
サイズ
- 幅:470mm
- 奥行:390mm
- 厚さ:3.5mm
ローセンシ ~ ミドルセンシプレイヤーに最適なサイズ感です。
厚さ
厚さは3.5mm。
中間層はやや硬めで程よい反発感があり、マウスが沈み込んでしまうことがほぼないため安定したマウス操作が可能。
上面がクロスファイバー、底面が高密度フラットラバーとなっています。
巻き癖
丸まって箱に入っていましたが、全く巻き癖がありませんでした。
滑走面
滑りやすさ | ◯ |
---|---|
止めやすさ | ◯ |
手触り | サラサラ ~ シルキー |
タイプ | バランス |
滑走面はプリント加工がされており、サラサラ ~ シルキーな手触りです。
滑りと止めの絶妙なバランスでVALORANTとAPEX両方で問題なく使用できる操作感です。
また縦と横で滑りの違いは無いに等しく、サラサラ ~ シルキーな滑走面が引っかかりを無くし、肌が擦れる心配もありません。
ただし湿気への耐性はないため湿気による操作感の変化に注意が必要です。
エッジ
切りっぱなしでステッチ加工はされていません。
ステッチ加工があるマウスパッドより耐久性は劣りますが、エッジ付近の操作性向上が見込めます。
底面
底面は高密度フラットラバー。
グリップ力が高く、マウスを大きく振ってもズレる心配がありません。
VAXEE PAの使用感
- 良心的な価格設定
- デザインの選択肢が豊富
- 適度な滑りと止め感の両立
- とても滑らかで手触りの良い滑走面
- ZOWIE G-SR-SE DEEPBLUEとは違う操作感
- スピード系マウスパッドを好む人からすると少し物足りない
上記の筆者が感じたVAXEE PAの使用感を一つずつ解説していきますね。
良心的な価格設定
3,920円 (税込)と最近のマウスパッドの中ではお求めやすい価格。
4.000円未満で品質と性能が高いことからとてもコストパフォーマンスに優れたマウスパッドと言えるでしょう。
デザインの選択肢が豊富
記事執筆時点の2022年10月時点でPAは12種類のデザインが展開されています。
・Funspark v2
・OUTSET
・ZYGEN
・Winter21
・Y22
・P22
・B22
・O22
・P22
・Summer22
・Winter22
展開されているデザインは全て同じ性能となっているため自分の好みやPCデスク周りの雰囲気に合わせたデザイン選びをすることが可能です。
適度な滑りと止め感の両立
バランス系マウスパッドに位置するPAは適度な滑りと止め感を実現しています。
ただしプロシーンの採用率や実際に使ってみてAPEXのようなトラッキング重視のFPSよりVALORANTのようなマイクロフリック重視のFPSに向いていると感じました。
とても滑らかで手触りの良い滑走面
滑走面はサラサラ ~ シルキーな手触りで激しいマウス操作時でも手首や腕が傷つくことがありません。
またアームカバー着用時でも引っかかりを感じることもないです。
ZOWIE G-SR-SE DEEPBLUEとは違う操作感
筆者の見解としてはPAとG-SR-SE DEEPBLUEの操作感は全く違うためG-SR-SE DEEPBLUEの操作感を求める方は注意が必要です。
G-SR-SE DEEPBLUEの滑走面はサラサラでPAと比べると初動、滑走速度がともに速い印象です。
比較として紹介したZOWIE G-SR-SE DEEPBLUEも当ブログにてレビューしています。
気になる方は【ZOWIE G-SR-SE レビュー】プロも愛用するバランス系マウスパッドをチェックしてみてください。
スピード系マウスパッドを好む人からすると少し物足りない
PAはスピード系マウスパッドに比べると適度な滑りとなっているため速いマウス操作を求める方にとっては少し物足りなく感じます。
そのため精度よりも速い滑走速度を求める方にとってPAはおすすめできないと言えるでしょう。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
PAは厚さが3.5mmで中間層がやや硬めのためソールが沈み込んでしまうことがほぼないと言えます。
そのためソールのエッジ処理や厚さにそこまで神経質にならなくても問題はありませんが、快適な操作性を求める場合はエッジがしっかり丸められていて厚さ0.8mmのソールを推奨します。
ちなみにサードパーティ製の純PTFEマウスソールについては【EsportsTiger ICE レビュー】滑走速度に優れた純PTFEソール
ガラス製マウスソールのSuperglideについては【Pulsar Superglide レビュー】強化ガラスの超低摩擦マウスソールで詳しく解説していますので気になる方はチェックしてみてください!
VAXEE PAの良い点、惜しい点
さきほどお話しした使用感などから実際に筆者が感じたVAXEE PAの良い点と惜しい点を紹介します。
VAXEE PAの良い点
- 入手性が高い
- 豊富なデザイン
- 手が出しやすい価格
- 手触りの良い滑走面
- 適度に滑り、適度に止まる
VAXEE PAの惜しい点
- 湿気による耐久性は低い
こんな感じですね。
どんな人におすすめ?
- バランス系マウスパッドが好みの方
- デザイン性を重視される方
- コストパフォーマンスを求める方
上記に当てはまるような人におすすめです。
まとめ
今回は【VAXEE PA Mousepad】をレビューさせていただきました。
バランス系のマウスパッドの中でとてもコストパフォーマンスに優れ、デザインの選択肢が豊富なことも相まって多くの方におすすめできるマウスパッドです。
またスポンサー関係なくタクティカルFPSのプロプレイヤーが好んで使用されていることが多い、いわゆるプロシーンでの採用率が高いことも性能が保証されていることの裏付けとも言えるでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
VAXEE PAが気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。