本記事の内容
- カタログスペック
- パッケージ同梱物
- RACEN Stardust Lの特徴
- マウスソールとの相性
- RACEN Stardust Lの使用感
僕自身がゲーマーなので、同じゲーマーの悩みや疑問の解消を手助けできるはずです。
今回は株式会社センチュリー様よりご提供いただいた【RACEN Stardust L】をレビューしていきます。
RACENはゲーミング入門者の選択肢になりたいという思いから立ち上げられたブランドです。
「コストパフォーマンスに優れたアイテム」をテーマに大手メーカーにも引けを取らない一風変わったアイテムを提供していくことが掲げられています。
そんなRACENから発売されているRACEN Stardust Lは表面の繊維に0.05mmの微小なガラスビーズが練り込まれた加工技術が施されています。
そしてソフトタイプとハードタイプのそれぞれの特色を合わせ持つ日本製のスピード系マウスパッドです。
この記事ではそんなRACEN Stardust Lの特徴や実際に筆者が感じた使用感などを詳しく解説していきますので最後までじっくりと読んでみてください。
それでは早速本題に移っていきますね。
メリット
- 一貫して抵抗感のない素早く滑らかな操作感
- 凹凸感のないサラサラな滑走面でアームカバーとの相性も良き
- 力加減の調節や慣れは必要だが、しっかり止められる
- 巻き癖がなく、センサー飛びが発生しない
デメリット
- 滑走面の汚れが目立ちやすい
- ローセンシだとサイズがやや物足りない
こんな人におすすめ
スムーズな滑り出しと緻密な操作性、トラッキングエイムの快適さを求める方にオススメ
目次
カタログスペック
メーカー | 株式会社センチュリー |
ブランド | RACEN |
製品名 | RACEN ゲーミングマウスパッド Stardust L |
サーフェス | ガラスビーズを練り込んだ表面加工 |
ベース | 天然ゴム素材 |
動作温度・湿度 | ・温度:5℃ ~ 35℃ ・湿度:20% ~ 80% (結露しないこと) |
寸法(幅x奥行x厚さ) | ・Stardust:220x180x3mm ・Stardust L:430x380x3mm |
カラー展開 | ブラック |
価格(執筆時点) | ・Stardust:¥ 2,480 ・Stardust L:¥ 4,480 |
パッケージ同梱物
同梱物 |
RACEN ゲーミングマウスパッド Stardust L x 1 |
RACEN Stardust Lの特徴
RACEN Stardust Lの特徴を上記の通りです。
一つずつ詳しく紹介していきます。
外観
表面に0.05mmのガラスビーズが星屑のように散りばめられており、光に当たるとキラキラと輝きます。
サイズ
寸法(幅x奥行x厚さ) | ・Stardust:220x180x3mm ・Stardust L:430x380x3mm |
中間層硬度 | 硬い |
筆者が購入したのは430x380x3mmのLサイズ。
430mmの幅は問題ないですが、380mmの奥行が少し物足りないと感じました。
マウス感度によっては上下のマウス移動時にマウスパッドからはみ出てしまうことが多々あり、はみ出さないように意識し続けることが上下のエイムへの負担になります。
厚さは3mmで中間層は硬いので、マウスが沈み込む心配はありません。
巻き癖
フラットパッケージのため、開封直後から巻き癖は一切ありません。
滑走面
滑りやすさ | ◎ |
止めやすさ | △ |
手触り | サラサラ |
タイプ | スピード |
滑走面に0.05mmのガラスビーズが練り込まれた最新の加工技術が施されており、ソフトタイプとハードタイプのそれぞれの特色を併せ持つ性能となっています。
手触りは凹凸感のないサラサラで肌が擦れる心配は一切なく、衣服やアームカバーが引っかかることもありません。
ただし滑走面は汚れが目立ちやすく、指でなぞると上記画像のように跡が残ります。
手汗や皮脂なども滑走面に残り、操作に支障を及ぼす可能性があるため気になる方はアームカバーの着用をオススメします。
エッジ
滑走面より0.5mm高いステッチ加工が施されています。
エッジ付近での操作は段差があるので注意が必要ですが、耐久性向上が期待できます。
底面
底面は天然ゴムが使用された滑り止めが採用されています。
グリップ性能はそこまで高くないため、激しいマウス操作時には頻繁にマウスパッドがズレてしまいます。
マウスソールとの相性
マウスソールとマウスパッドの相性は大きくエイムに影響します。
RACEN Stardust Lは厚さが3mmで中間層が硬く、沈み込みが発生することがないのでマウスソールのエッジ処理にそこまで神経質になる必要はありません。
ただし滑走面にガラスビーズが練り込まれているためガラスソールはNG。
そして滑走面が非常に滑りやすいため滑りが良すぎるマウスソールとは相性が悪いです。
そのため割とコントロール系のマウスソールとの相性が良いと感じました。
これはマウスパッド全般に言えることですが快適な操作性を求める場合、厚さが0.6mm以上でエッジがしっかり丸められているソールを使用することを推奨します。
RACEN Stardust Lの使用感
使用環境
- VAXEE XE Wireless(初期ソール 0.6mm)
- Ninjutso Sora(付属面ソール 0.6mm)
RACEN Stardust Lの使用感と使用環境は上記の通りです。
一つずつ詳しく話していきます。
一貫して抵抗感のない素早く滑らかな操作感
初動の滑り出しから滑走中まで一貫して抵抗感のない素早く滑らかな操作感です。
引っかかりを感じることはなく、トラッキングエイムの安定性向上が見込めます。
凹凸感のないサラサラな滑走面でアームカバーとの相性も良き
滑走面はフラットで凹凸感がなく、サラサラな肌触りです。
そのため肌が擦れる心配がなく、衣服やアームカバーが引っかかることはありません。
力加減の調節や慣れは必要だが、しっかり止められる
通常の布製マウスパッドとは違った操作感のため、止める時の力加減や慣れは必要になりますがしっかり止められます。
初動の抵抗感がなく、慣れれば止めることもできるので、VALORANTのような頭一個分の正確なエイムが必要なゲームでも使用可能です。
滑走面の汚れが目立ちやすい
滑走面を手でなぞると跡が残り、手汗や皮脂なども目立ちます。
汚れが溜まると操作にも悪影響を及ぼす可能性があるため定期的なメンテナンスは必須だと感じました。
ローセンシだとサイズがやや物足りない
VALORANTでの振り向きが約38cmの筆者の場合、幅430mmは十分でしたが、奥行380mmはやや物足りなく感じました。
最近のFPSは上下のエイムも多用するため、ローセンシの場合だと上下のエイム時にマウスパッドからマウスがはみ出してしまうことが多いです。
「マウスがマウスパッドからはみ出さないようにしよう」という意識がエイムに悪影響を及ぼしてしまうため、もう少し奥行きがほしかったと思いました。
巻き癖がなく、センサー飛びが発生しない
某ガラス繊維が配合された布製マウスパッドと比較すると巻き癖がなく、センサー飛びが発生することがありません。
そのため自分が使っているマウスのセンサー相性を気にすることなく使用できます。
まとめ
今回は【RACEN Stardust L】をレビューさせていただきました。
RACEN Stardust Lは表面の繊維に0.05mmの微小なガラスビーズが練り込まれたソフトタイプとハードタイプのそれぞれの特色を併せ持つ日本製のマウスパッドです。
気になる点としては滑走面の汚れが目立ちやすいので定期的なメンテナンスは必須になること、ローセンシだとやや物足りないサイズ感が挙げられます。
ただし一貫として抵抗感のない滑りにある程度の止め性能を持つため、トラッキング重視のAPEX等のFPSはもちろん、頭一個分の正確なマイクロフリックが必要になるVALORANTのようなFPSでも高いパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。
そしてレビュー時点での検証では激しいマウス操作時でもセンサー飛びが発生することはなかったため、センサー相性を気にして使用するマウスが制限されることもないといえるでしょう。
初動の滑り出しの速さが一瞬にして敵への正確な照準合わせを可能にし、抵抗感のない滑らかな滑りがトラッキングエイムの快適さを上げてくれるでしょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
この記事がRACEN Stardust Lを気になっている方や購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
メリット
- 一貫して抵抗感のない素早く滑らかな操作感
- 凹凸感のないサラサラな滑走面でアームカバーとの相性も良き
- 力加減の調節や慣れは必要だが、しっかり止められる
- 巻き癖がなく、センサー飛びが発生しない
デメリット
- 滑走面の汚れが目立ちやすい
- ローセンシだとサイズがやや物足りない
こんな人におすすめ
スムーズな滑り出しと緻密な操作性、トラッキングエイムの快適さを求める方にオススメ